銀行員といえば疑い深く神経質そうなイメージがあり、苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。それはおおむね当たっています。しかし、そのイメージが形成された背景までは知らない人も多いかもしれません。
そこで、元銀行員が銀行員にありがちな3つの特徴と、その背景となる銀行員の仕事内容について解説します。
1.銀行員は疑い深く慎重である
銀行員には疑い深い人が多いです。しかし、疑い深さや慎重さは銀行員に必要不可欠な性格であることも事実です。そうでなければ顧客の大事なお金を守ることができず、逆に大きな損害を与える恐れがあるからです。
また、銀行員には業務上厳格な守秘義務が課せられます。言葉を慎重に選ぶ銀行員が多いのはそのためです。
そんな銀行員には、口が堅く信用に足る人物が非常に多く、相談相手としては頼もしい存在です。親しい友人に銀行員がいれば、商売抜きで親身に相談に応じてもらえる可能性が高いでしょう。
2.銀行員は理屈っぽい
銀行員には理屈っぽい人も多いのですが、それも一種の職業病です。
お金を扱う銀行では、ささいなミスが大損害につながります。そのため、銀行員は高い論理的思考力やリスクマネジメント能力が求められます。
そんな銀行員を味方につければ非常に心強い存在です。論理力とセールストークで鍛え上げられた交渉力で、こちらに有利な状況をもたらす可能性は高いでしょう。ただ、敵に回すと非常に厄介なため、その点は十分気をつけましょう。