業務スーパーに行ってその安さに驚くことも多いでしょう。嬉しいと感じる一方、なかには「商品は安いけれど安すぎて不思議…」と疑問に感じることがあるかもしれません。しかし、安いからといって、品質が悪いわけではありません。業務スーパーの安さの秘密に迫ります。

生産から販売まで全工程を自社で担当

スーパーマーケットは、基本的には仕入れた商品を販売するケースが多く、店頭に並ぶまでに、仲介業者を介するためのコストや流通コストがかかります。

業務スーパーでは自社生産のオリジナル商品も多く販売されています。こちらは生産から出荷、流通販売まですべてを自社で担当。製造や加工も自社で担当することで手間とコストを最小限に抑えています。

国内にある工場は全国に23カ所(2021年6月現在)、さまざまな商品の製造に取り組んでいます。

世界約40カ国の工場と直接取引・直輸入

海外の商品は少しずつ輸入すると輸送費が高くなってしまいます。

業務スーパーの場合、世界約40カ国からバリエーション豊富な商品を直接まとめ買い。フランスやイタリア、ベルギー、アメリカなどから割安に輸入しているのです。

広告費・販売費をかけない

店舗ごとの折り込み広告を出す場合、印刷代がかかります。業務スーパーの場合、広告はwebチラシがメインのため広告販売費は最小限。また、店舗内に商品を陳列する際に什器や段ボールも活用しているのです。

オリジナル商品を製造販売

業務スーパーの商品を見ていると「パッケージが似ているな」と思いませんか?業務スーパーではオリジナル商品を多数展開。牛乳、水ようかん、カスタードプリンなど別の商品を同じラインで作ったり同じデザインを活用したりと食べない部分の費用を節約しています。

業務スーパーの安さの秘密は企業努力にあった

業務スーパーは商品の質を下げるのではなく、さまざまな工夫をすることで安く商品を提供しているのです。安さの秘密がわかるともっと利用してみたくなりますね。

文・鈴木郁恵

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