加齢とともに代謝が低下していくのは皆同じです。体重や体脂肪が必要以上に増えて、体型が変わってしまうことに悩んでいる方もいるのでは。連載【エルメス、今夜も好きにします】#4では、30代になった今、健康的かつ自分がお気に入りの体型を維持するためにしていることをご紹介します。
■30代に入ったら、体の変化を受け入れる
10代、20代のときとは状況が変わり、30代以降になると体型維持が加齢とともに難しくなってきます。そんなふうに実感している方は少なくないのでは。
かくいう私もどれだけ食べてもまったく太らない体質で、歩くことも運動も大好きだったためか、今まさに話題のシンデレラ体重を努力なしに維持し続けた人のひとりです。
しかし30代目前にして、仕事のストレスから体重が増えたこともあります。そして、大幅なダイエットに成功した経験も。
そんな自分が、30代で維持することが難しいと言われる「Sサイズ」を死守できている理由は、普段からの「意識」だと感じています。
今回は皆さんも一度はぶつかる「体型を維持したいけれど難しい」問題について、経験談を踏まえてお話しします。
■自分のウイークポイントを知る
自分の体型と代謝、体質を受け入れることから始まります。20代のときと今とでは、それらは大きく変わっているはずです。
私自身はというと、若い頃と比べてあまり多くの食べ物を必要とする体ではなくなりました。少し食べても長く活動ができる体質になり、体型としては、脂肪と筋肉がバランスよくついているタイプです。
20代後半で激太りしたあと、パーソナルトレーナーの下で筋力トレーニングを週2日ほど行い、約1年で10キロの減量に成功したあと、体質が大きく変化したことが影響していると思います。
まず、冷え性が治り風邪を引きにくくなりました。20代の頃は、脂肪も筋肉も少ないためか常に冷え性で、風邪も月に1回引くほどの虚弱体質。見た目はモデル並みに細くても、健康的ではありませんでした。
筋力トレーニングと、程よく脂肪をつけることで長年の悩みが改善され、今は健康的な生活を送れていると思います。若いときのウイークポイント、そして30代からのウイークポイントはしっかり見極めること、そして何が自分の体に必要なのか正しく知る必要があります。
■自分が好きな体型を維持する秘訣
自分の体質を知った上で大事なのは、体型維持に際しての「予防策」と「対応策」を取ることです。
私の日常的な予防策というと、筋肉と脂肪のバランスを崩さないため、糖質はバランスよく摂取し、脂質(脂肪分)をできるだけカット。脂っこいものは避けるようにしています。たとえば、ラーメンは1年に1回嗜む程度、焼肉も月に1回と決めています。
自分の体質だと、動物性たんぱく質や脂質を摂りすぎると太りやすいため、必要な栄養素はできる限り、野菜や大豆製品、プロテインから取るようにしています。
流行の糖質制限をしているか聞かれることも多いですが、糖質は摂取するタイミングをきちんと決めて、完全なカットはしていません。筋トレ後、朝食、(たまにランチ)では糖質を一定量摂り、夜は食事の時間が遅いため、控えているという具合。
自分のライフスタイルや体質、すべてを加味した上でバランスよく食事メニューを決めることが大事です。
甘いものに関しては、できる限り摂らないようにしています。他の栄養素がきちんと体に供給されていると、不思議と甘いものを欲しなくなります。おやつを食べるとしても、イカやナッツ類、海藻類、野菜、ゆで卵などのお惣菜やつまみ系。
食べすぎた日、会食や付き合いなどでカロリーオーバーしたなと思ったら、「翌日の食事」を徹底管理します。海藻類や野菜類をメインにしたヘルシーな食事にします。
1駅前の駅で降りて30分ほど歩くなど、有酸素運動も加えるとなお良しです。
普段から好きなものを食べ放題にして、後で運動をするより、週末だけ好きな食べ物を解放するように限定し、日々の食事を調整する方が圧倒的に効率的です。
食べたもののカロリーを消費するには、何時間もの運動量が必要となるので、毎食のメニューに気をつける方が時間もかからなくておすすめです。
また現在でも、週2回の筋トレはマストにしています。パーソナルトレーナーの下でやることもあれば、ジムでひとりでウエイトトレーニングをすることもあります。女性らしいカーヴィーな肉体を理想としているので、ボディメイクにおいて筋トレは必須だと思っています。
■私の体型維持になくてはならない相棒
ここまでいろいろと書いてきましたが、体型維持への努力にくじけそうになることが、たまにあります。そんなときは力強い相棒の助けを借りるときもあります。
愛用しているのはナチュリズムという商品。ベテランライターさんが、自身の結婚式のために毎日飲んで、軽い食事制限&運動ゼロで、体重8キロ減、体脂肪率10パーセント減できた聞いて即購入しました。
年末年始に暴飲暴食したにもかかわらず、数字に変化はありませんでした。すすめた友人4人も最低3キロの減量に成功しています。頑固な便秘に悩まされていた友人たちも「快便になったから手放せない!」と話していました。
私の場合は、食べすぎたと感じた日の夜または翌日に1包(6錠)飲みます。無理なく食べた分だけ排出してくれる感覚があります(個人差があります)。もともと快便の人だと下す傾向にあるので、錠を半分にするなど調整していただいてください。
愛用しているプロテインはゴールドスタンダード。ダブルリッチチョコレートとミルクチョコレートが美味しいです。
ダマになりにくく、水でシェイクしても十分美味しくいただけます。早大スポーツ科学部卒業で、筋トレ愛好者の友人から「一番コスパが良く、成分が良い!」と太鼓判を押されて購入したところ、何においても最高のプロテインだと思っています。
ただ、パッケージのサイズの大きさに最初はびっくりしました(笑)。プロテインを飲むと、髪や肌ツヤもよくなるのでたんぱく質の重要性を再認識しています。
■自分のライフスタイルと体とうまく付き合う
ストレスを感じながら体型維持を試みてもうまくいきません。程よく、力を抜いて、締めるところは締める。緩急をつけながら長く付き合っていくのが一番ラクで続けやすいです。
あまりストイックにやりすぎると短期間で消耗してしまいますし、生きている限り、体型維持との戦いは続いていきます。痩せすぎても、太りすぎても健康面に支障が出ます。健康で元気に過ごしたい方に、できるものから参考にしていただけると幸いです。
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