同棲するきっかけは様々だと思いますが、コロナがきっかけになったカップルも結構いるのではないでしょうか?
今回は、そんなエピソードをご紹介しましょう。
彼女の料理の味付けが濃いとは言い出せなくて…
K太さん(31歳・IT関連)の場合 「コロナ感染者が徐々に増え始めた昨年の3月頃、彼女のM美(26歳・派遣社員)が『コロナが怖くて夜寝られない』と僕の部屋に転がり込んできて同棲がスタートしました」
彼女は、コロナを乗り越えるために免疫力をあげようと毎日手料理を作ってくれたそう。
「M美は料理をするのがストレス解消になるそうで、いつもインスタに#M美メシとハッシュタグを付けてアップしていました」
見た目鮮やかな料理に毎回「美味しそう!私も食べたい」などのコメントがつくのを、彼女は楽しみにしていたそう。
「ですがM美の味付けが、僕にとっては若干濃くて。たまに食べていた時は気にならなかったのですが、毎日だとさすがにね」
ですが、一生懸命作ってくれているのは分かっていたので「美味しいよ!」と残さず食べるようにしていたK太さん。
そんな風に気を遣いながらも、仲良く暮らしていた2人でしたが…。
不満をすべてぶちまけてしまった
「半年経った頃、コロナが落ち着く気配もないし、遊びにも行けない。家にずっと居なくちゃいけないし息がつまってきて」
彼女が、ずっと部屋着ですっぴんでいる事にもイライラするようになってきてしまったK太さん。
「一緒に住み始めた頃は、すっぴんや着替えを見られるのも恥ずかしがっていたのに… こんなに人って変わるんだ?と思いましたが、ケンカになるのが嫌で黙っていたんですよ」
そんなある日、夕食にM美さんの作ったサラダが出てきました。
「そしたらM美が『またドレッシング作ったんだ~』とドバドバかけはじめて…僕、思わず『あっ!ちょっとでいいっ』って叫んじゃって。M美のドレッシング、すごくしょっぱくて油っぽいんです」
「それってどういう意味?」と不機嫌になった彼女は、K太さんになんとティッシュの箱を投げつけてきたそう。
「もう何かその瞬間、たまりにたまったものがあふれてしまって…M美の料理は味が濃くて全部同じ味に感じる事、なので夕食が全く楽しみじゃない事などぶちまけてしまったんですよ」