観光拠点に!女川町たびの情報館ぷらっと(女川町観光協会)
女川町の観光情報発信基地として、国道398号線沿いの商店街の入り口に建つ情報館です。観光に関するアドバイスはもちろん、お店の紹介なども相談にのってくれます。休憩スペースとしても使用可能ですし、オリジナルグッズのお土産も販売しています。
また、女川観光を自転車で楽しみたい方は、1時間500円、1日3,000円でロードバイク、クロスバイクのレンタルもこちらで受け付けています。
町に響くきぼうの鐘&幸せ運ぶ黄色いポスト
旧JR女川駅には、かつてはからくり時計があり、4個の鐘が美しい音色を響かせていました。震災後、瓦礫の中から鐘の1つが見つけ出され「きぼうの鐘」となり、仮設商店街の名称も「きぼうのかね商店街」と名付けられました。
「きぼうの鐘」と並んで立つのが、しあわせの黄色いポスト。このポストから投函された手紙で、希望が、夢が、そして愛が叶うことを願って設置されたポストです。この2つのシンボルは、「女川町たびの情報館ぷらっと」の前で見ることができます。
町に彩をそえるタイル壁画
ハマテラス前には、コンクリートの塀があり、片岡 鶴太郎さんから寄贈された「女川賛歌」のタイル壁画が目を引きます。女川漁港らしい活きの良い魚たちが躍動的に描かれており、その横には市民や観光客によるメモリアルタイルも貼られています。
これは、シーパルピア女川にある「みなとまちセラミカ工房」で製作されたスペインタイルで、色鮮やかで明るい色彩は、明るさを取り戻した海辺の町にとてもよく映えています。
あの日を教訓に!旧女川交番
シーパルピア女川とハマテラスを抜け、国道398号線を渡ると公園のような広場があり、そこにあるのが旧女川交番。鉄筋コンクリート造の2階建てで、1980年(昭和55年)から女川の町を守ってきました。
2011年の東日本大震災で津波に飲み込まれ、引き潮により基礎部分の杭が引き抜かれ、横倒しになった状態で発見されました。震災の記憶と教訓を伝えるため、旧女川交番としてそのまま保存されています。建物の残骸も内部の状況も、当時のままの状態で遺されており、津波の恐ろしさを改めてかみしめることでしょう。
建物を囲むように設けられたスロープには、震災前後の写真や、震災後、いかにして女川が立ち上がり、助け合い、復興してきたか。その軌跡を知ることができます。
さいごに
歩いて周れる女川の駅周辺スポットをご紹介しました。町のメインストリートでもある「れんがみち」は、駅に向かって真っすぐに伸び、いざという時に、安全な高台へ向かう避難経路にもなっています。海が見え、海に集い、海と共に生きる、そして海を味わう。そんな女川の町を訪れてみませんか?
シーパルピア女川のテナントには、トヨタレンタリースもあるので、車を借りて牡鹿半島まで足を伸ばしても良いでしょう。女川町離島航路ターミナルから船に乗れば、パワースポットで有名な金華山黄金山(きんかざんこがねやま)神社にも渡れます。
提供・トリップノート
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