4. 広尾、渋谷、日本橋、羽田空港:A.Lecomte(ルコント)
A.Lecomte(ルコント)は、パリの高級ホテルでスーシェフを務めた、アンドレ・ルコントが東京オリンピックを翌年に控えた1963年にホテルオークラのシェフ・パティシエとして招聘・来日したのをきっかけに始まりました。六本木や尾山台、青山に転々と店を構え、人気店となりましたが彼の死により閉店を余儀なくされました。
その後、2013年に広尾に新生オープンすることとなり、2021年現在では、広尾本店のほか、渋谷スクランブルスクエア、日本橋三越、羽田空港第1ターミナル出発ロビーに店を構えています。
ルコントが生まれ育ったフランス・ロワール地方のお菓子を中心に、日本人にも受けるお菓子を作り続けています。中でも、1968年の創業当時から変わらない味を守る、ルコント定番の子ねずみ型のシュークリーム「スウリー」(税込486円)は絶品です。
アーモンドで耳を表現し、甘さも程よいアイシングを施した体に、チョコで描かれた尻尾と目は、何とも愛くるしい形をしています。薄く、柔らかなシュー皮と、たっぷりと中に詰まった、さっぱりしながらも味わいのあるカスタードとの相性も抜群です。口に無理なく入る小さなサイズ感も、上品に食べ易く、バランスの良いシュークリームと言えるでしょう。
5. 根津:Le Coussinet (ル・クシネ)
古き良き下町の風情が漂う根津に、金・土・日曜の週3日しかオープンしていないスイーツ店Le Coussinet(ル・クシネ)があります。植物に覆われた古民家は、メルヘンな雰囲気をちらつかせる隠れ家的なお店です。
中でも、お店の名物となっているのがシュークリーム「石窯シュー」(250円)です。石窯で焼かれた、バゲットのように香ばしいシュー皮と、溢れんばかりに挟まれたカスタードクリームが魅力的です。
テイクアウトできないシュークリームと言われる所以は、そのクリームのてんこ盛り加減にあります。クリームのコクは極上で、かといってしつこさもありません。ぜひお店の軒先で搾りたての石窯シューをいただいてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
東京都内で食べる、シュークリームを扱うパティスリー厳選5店舗をご紹介しました。専門店から、本格フランス菓子店、ホテルスイーツに至るまで、各ショップごとに異なる形・食感・味のシュークリームを堪能できますよ。
因みに、スイーツ好き筆者が独断で選ぶ一番は、ルコントのシュークリーム「スウリー」でした。見た目も可愛く、そして食べやすい大きさ、柔らかなシュー皮とクリームとのマッチなど、自分へのご褒美のほか、大切な人へのお土産にもしたい逸品です。
提供・トリップノート
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