可愛いペンギンたちが雪道をそぞろ歩く・・・♪旭川・旭山動物園の冬の風物詩となった「ペンギンのお散歩」、一度は見てみたいイベントですよね。冬の旭川というとアクセスが難しそうですが、札幌からバスや電車で行く日帰りツアーを利用するのが便利でおすすめ❤ツアーを選ぶ際のポイントなども踏まえ、冬の旭山動物園の楽しみ方をレクチャーします。寒冷地生まれの動物たちの元気な姿も必見ですよ!
魅力いっぱい!【冬の旭山動物園】
寒いほど元気が出る!イキイキと活動する、“寒冷地生まれ”の動物たち
冬の旭山動物園を訪れて、まず驚くのはその雪の量です!あまりにも雪深すぎて、柵が埋もれている所もあるほど。そんな“冬景色”の中でも、もともと寒い地域に居る動物たちは元気元気♪寒ければ寒いほど活動域が広がるのか、震える人間たちを尻目にイキイキと動きまわっています。
何と言っても、活発なのはシロクマ。「ハッハッ」と吐息を漏らしながら、のしのしと歩き回っている姿が最高にカッコいい♪
アザラシも氷の感触を楽しんでいる模様です。タイミングよく“お食事タイム”に遭遇すれば、スタッフのお姉さんの手から直接お魚をもらって、パクリ!とする姿を見ることもできます。
冬の旭山動物園は、サル山もすっかり「冬景色」。自然と近い感じで雪に覆われた岩山で、サルたちは“独自の知恵”を働かせて暖を取っています。空気をたっぷり含ませて、膨らんだ毛並みがキュート♪毛づくろいにも気合が入ります。
南国育ちのキリンは・・・寒そうで可哀そう(T‗T)。脂肪がなさそうな細~い脚が、ちょっと痛々しいほどです。筆者が訪れた日の気温は正午の時点で-3℃でしたが、旭川の冬は最高気温が氷点下になることも普通だそうで、特別寒い日というわけではなさそうでした。
ほかに元気に動き回っているのは、レッサーパンダやシンリンオオカミ。レッサーパンダは檻と檻をつなぐ「渡り廊下」を何度も行ききし、人間の頭のすぐ上で愛らしい姿を見せてくれます。その近さは、手を伸ばせば届きそうなほど!寒さに強いオオカミも本領発揮で、高らかな遠吠えを聞かせてくれます。
室内も見どころ満載☆旭山名物の“アザラシ”や“泳ぐカバ”は必見
工夫された展示手法に感心!「マリンウェイ」
寒い屋外の散策を終えたら、室内でほっとひと息。さきほど見たアザラシの水槽とつながっているのが、旭山動物園の名物“マリンウェイ”です。太い透明なパイプの中を、アザラシが縦横無尽に泳ぎ回ります♪
アザラシは水中でどうやって泳いでいるのか、体のどの部分を使っているのか、子どもにも理解しやすい展示手法で、大人も納得&感心。“動物の生態を、できるだけ分かりやすく伝えたい”という、旭山動物園のコンセプトが伝わってきます。