四季の風景を楽しめる「哲学の道」
永観堂への参拝を終えたら、続いて「哲学の道」を歩いてみましょう。
哲学の道は、熊野若王子神社前の若王子橋から銀閣寺西の銀閣寺橋までつづく、琵琶湖疏水に沿った約2kmの散策路。哲学者の西田幾多郎らが好んだことから「思索の小径」と呼ばれていましたが、いつしか「哲学の道」と呼ばれるようになりました。
春には桜のトンネル、夏には緑、そして秋には紅葉と四季折々の景色を楽しめます。周辺には銀閣寺や安楽寺など観光スポットや雑貨屋さん、カフェ、和菓子屋さんなどが点在し、寄り道をしながら歩きたい小道です。
日本家屋を利用した「よーじやカフェ 銀閣寺店」
哲学の道沿いに、京都を代表するコスメブランド「よーじや」のお店があります。定番のあぶらとり紙をはじめとしたコスメアイテムを販売するショップにカフェを併設しているので、こちらで一休みがおすすめです。
数寄屋造の日本家屋を改装したカフェの店内は、座敷スタイル。窓からは日本庭園を眺めることができます。人気の一品は「抹茶カプチーノ」。手鏡に映り込む京女を描いており、落ち着いた雰囲気の中で優雅なひと時を過ごせます。またオリジナルのお菓子も販売しています。
簡素枯淡の美を追求した「銀閣寺」
よーじやカフェで一息ついたら、再び哲学の道を歩いて「銀閣寺」へと向かいましょう。
銀閣寺の正式名称は慈照寺(じしょうじ)。もともとは室町幕府八代将軍、足利義政の山荘・東山殿として建てられた建物で、美意識の高かった義政が、生涯をかけて力を尽くし、簡素枯淡(かんそこたん)の美を追及し今の姿に造り上げました。
見どころのひとつが銀閣と呼ばれる観音殿。銀箔が貼られていたという説もありましたが、そのような痕跡は見つかっていません。
銀閣の前に広がる錦鏡池(きんきょうち) を中心とした池泉回遊式庭園は、特別史跡、特別名勝に指定されている景勝地で、西芳寺(苔寺)の庭園を模したと言われています。
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