午後:「八坂の塔」や「清水寺」、「地主神社」など京都を代表する観光名所を巡ろう

奥丹清水のお豆腐料理でお腹を満たした後は、祇園のシンボル「八坂の塔」へ。続いてSNSで人気の「八坂庚申堂」を拝観してから、「八坂通」を通って『風神雷神図屏風』でも有名な「建仁寺」を訪れましょう。

そして1日観光の最後の目的地となるのが「清水寺」。「産寧坂」の参道を通って向かい、清水寺参拝の後はお隣にある縁結びの神様「地主神社」にも足を運んでみて。

国の重要文化財指定を受けている「八坂の塔」

清水寺に八坂神社、地主神社も!東山・祇園観光おすすめモデルコース【京都】1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

「法観寺」にある五重塔で、通称「八坂の塔」と呼ばれ祇園のシンボルとなっています。しかしお寺の境内には五重塔以外に目立った建物がなく、寺院自体を「八坂の塔」と呼ぶことも。

塔の高さは46mで、東寺、興福寺の五重塔に次ぐ、国内第3位の高さ。現在の塔は1449年(永享12年)に足利義教が再建したもので、国の重要文化財に指定されています。

『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも一つ星を獲得しており、とくに「八坂通」から眺める「八坂の塔」の光景にはとても京都らしい趣きを感じます。

くくり猿のお守りが人気の「八坂庚申堂」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

八坂の塔近くにある八坂庚申堂は正式名称を「金剛寺」と言い、インスタ映えスポットとして女性に人気を集めています。

境内を彩るカラフルで可愛い丸いものの正体は、「くくり猿」と呼ばれるお守り。ひとつ欲望を我慢することで願いを叶えてくれると言われています。ひとつひとつ手作りされており、平日は100個、週末は300個と授与数が限られているため、早めに参拝するのがポイントです。

また堂内には栃木・日光東照宮でお馴染みの「見ざる・聞かざる・言わざる」の像が祀られており、猿にちなんだお守りを豊富に取り揃えています。その中で「指猿」は、1体ずつ顔が違う表情をしており、持っていると手先が器用になるといわれています。

「八坂通」を通って京都最古の禅寺「建仁寺」へ

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

八坂庚申堂への参拝を終えたら、八坂の塔の参道である「八坂通」を通って「建仁寺」へと向かいましょう。

京都を訪れたらぜひ歩きたい通りの一つとして人気の八坂通は、細い石畳の道に沿って連なる町家が情緒たっぷり。とくに八坂通から眺める八坂の塔が、京都らしい風情を感じる絶景だと言われています。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

八坂通りの先にある建仁寺は、京都最古の禅寺として、1202年に栄西禅師が建立しました。1202年は建仁二年にあたり、当時の年号から寺名がつけられています。

「建仁寺」といえば、教科書などで誰もが見たことがあるであろう、国宝『風神雷神図屏風』が有名です。保存のために本物は京都国立博物館に保管されていますが、最新のデジタル技術で再現されたものを見ることができます。

その他、『双龍図』や『雲龍図』などの迫力ある寺宝、そして「〇△□の庭」という変わった名前のついた庭園などの見どころがあります。

京都らしい風情を感じる「産寧坂」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

建仁寺の拝観を終えたら、「産寧坂」を通って清水寺へと向かいましょう。古くは豊臣秀吉の妻である北政所が使っていたと伝えられている、歴史ある通りです。

折れ曲がった石畳や石段の両側には昔ながらの建物が連なり、二寧坂とともに京都市の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

清水の舞台で知られる「清水寺」

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

産寧坂の先にある「清水寺」は宝亀9年(778年)に開山、延暦17年(798年)に創建されたと言われる歴史ある寺院です。

一番の見どころはやはり、清水の舞台で知られる本堂。国宝にも指定されており、春には桜、秋には紅葉を背景にした景観の美しさが魅力です。崖下からの高さは18mあり、舞台から京都市内を一望できます。

また清水寺では、春、夏、秋と年に3回、夜間拝観を実施しています。春は3月上旬〜中旬と、桜が見頃を迎える3月下旬〜4月上旬にかけて、夏はお盆のころ、そして秋は紅葉が見頃を迎える11月中旬〜11月末にかけて行われます。闇夜にライトアップされ浮かび上がる様子は幻想的ですよ。

恋が叶う「地主神社」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

清水寺に隣接する「地主神社」は、縁結びの神様として有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神とする、京都を代表する縁結び神社です。

境内には“恋占いの石”とよばれる二つの石があり、この石の間を目を閉じて歩き反対側の石にたどり着くことができれば恋が叶う、という言い伝えがあります。


提供・トリップノート

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