【11】双葉アートディストリクト
2020年3月に双葉町の立ち入りが解除されたあと、町を彩り、活気を取り戻そうと「フタバアートディストリクト(Futaba Art District)」のプロジェクトが立ちあげられました。
未来への強い意志を込めた「HERE WE GO」や、ロミオとジュリエットをモチーフにした「Graph Balcony 〜FUKUSHIMA〜」他、時の変化を表現した「FUTABA」などの、メッセージアートが描かれています。
【12】波立のトンネル
県内でも随一の初日の出スポットである波立(はったち)海岸。海に浮かぶ弁天島と朱塗りの橋がシンボルです。海岸へは、道路にかけられている立体橋を渡る必要がありますが、この立体橋を上ったあと海に向かわず、トンネル側に進むと、「異次元へのトンネルみたい」と、ひそかに話題になっている歩行者専用トンネルがあります。ライトの明暗によるコントラストが不思議感を演出してくれます。
【13】回廊美術館
菜の花や桜の季節には、人気スポットになりつつある回廊美術館は、桜の植樹9万9千本を目指し、「万本桜プロジェクト」によるボランティア活動によって運営されている里山です。世界的な美術家、蔡國強(ツァイ・グオチャン)氏の作品「龍骨(廃船)」や吊り橋、空中に向かって飛び出すようなブランコなど、映えスポットが盛りだくさんです。
【14】薄磯海岸
塩屋埼灯台の北側に位置する海岸で、いわき市に数ある海岸の中でも白砂の美しさが人気です。透明度の高い海と遠浅で美しい砂浜は、日本の渚百選にも選ばれています。潮の満ち引きにより、リフレクションも楽しめます。
【15】三崎(みさき)公園の潮見台
いわきの町並みを一望できると評判のマリンタワーや、桜の時期にはお花見スポットで人気の三崎公園ですが、近年SNSなどで人気になっているのが、公園の北側に位置する潮見台。
2021年現在は潮見台本体には立ち入り禁止になっていますが、付属する展望台に上り、海に突き出す潮見台を見下ろす景色が人気です。太平洋の迫力ある景色と潮風を受けながら、ちょっぴりスリルも味わえます。
【16】みなと大橋からの小名浜夜景
三崎公園やアクアマリンふくしまなどの観光スポットの他、国際的な貿易港として発展してきた小名浜(おなはま)地区には、多数の工場も存在しています。みなと大橋からは、「サミット小名浜エスパワー」や「堺化学工業」の夜景が見え、暗闇に浮かび上がる不夜城のようだと評判です。
【17】岩間防災緑地のモニュメント「きみと」
東日本大震災で大きな被害を受けた岩間(いわま)町には、震災と原発事故の記憶を後世に伝えるモニュメントとして、卵形のモニュメントが設置されました。モニュメントの下には、震災から20年後の2031年3月に掘り起こされるタイムカプセルが埋められています。
モニュメントは、「私たちの〈き〉記憶を〈み〉未来に〈と〉共に届ける」などの思いや、卵から黄身を連想し、丸くつながっていく大切さなどのメッセージが込められています。シンプルな卵だからこそ、どう撮影するかはカメラマン次第?
【18】勿来(なこそ)発電所
「市民に夢を持ってもらいたい。町もみんなの心も明るくしたい。」そんな思いから「ゆめライト」と名付けられた常磐共同火力の石炭・石油火力発電所のライトアップ。イベントや行事などに応じて、テーマを設けライトアップされています。
数年前から「工場萌え」なる言葉もあるほど、工場のライトアップ人気も高まっていますが、いわき市の工場地帯でも有名な夜景スポットです。
【19】いわきの洗い越し
内郷地区から太平洋に向けて、いわき市内を流れる新川。その上流に、「車で渡れる川がある!」と密かな人気を呼んでいます。川の真ん中に車を置いて写真が撮れるスポット。山奥に入っていく秘境感や古い木の橋などもあり、最近では遠方から撮影にくる方も。
【20】宇宙岩
いわきの北西に位置する差塩(さいそ)地区の山間部に一本山毛欅(いっぽんぶな)という標高670mほどの山があります。その山頂にあるのが、巨大な花崗岩の一枚岩。地元では「ブナ石」と呼ばれていますが、いつの頃からか通称「宇宙岩」になったようです。
天気の良い日には、遠く太平洋を一望することも。一面の牧草地が広がり、敢えて冬の曇り空に訪れると、冬のスコットランドのような荒涼とした風景に出会えます。
【21】須賀川ウルトラマン通り
『ウルトラマン』で有名な円谷英二監督のふるさとであることから、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市を結んだ須賀川市。円谷プロ肝入りで、ウルトラマンや怪獣たちが、町の各所に配されています。男子が喜ぶ映えスポットですね。
この記事を書いたトラベルライターから一言
「こんな感じの写真なら近所で撮れるかも!?」。そう思っていただけたら嬉しいです。お出かけが難しい昨今、改めて地元を探してみると、意外な映えスポットがあったりします。写真加工アプリなどもどんどん進行しているので、活用しながらあなたも近場で楽しんでみませんか?もちろんコロナが落ち着いたら、福島の映えスポットにも、お出かけください。(olive)
提供:トリップノート
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