長～いレシートにほくそ笑む
「自担の写真を爆買いして、ドヤ顔で会計。長～いレシートを受け取るときの、誇らしい気持ちといったら！」
レシートには、買った写真の名前が印字されます。たとえば山田涼介さんの写真を100枚買ったなら、“ヤマダリョウスケ”の名が100行印字され、めちゃめちゃ長いレシートができあがります。
これをうやうやしく受け取り、丁寧に折って財布に入れ、ときどき取り出して眺め、ある日印字が消えていることに気づいて泣くまでがワンセット。レシートの文字抜けイリュージョンを経験したヲタは、感熱紙の扱いによりシビアになっていったのです。
ジャニショの袋はステータス！
「休み明けに友だちがジャニショの袋を持ってくると、“えー！ 行ってきたの!?”ってめちゃめちゃうらやましかったことを覚えています」
「お父さんが出張で東京に行ったとき、頼み込んで自担の写真を買ってきてもらいました。鞄からジャニショの袋が出てきたときは、息が止まるほどテンションが上がりましたね！ その袋、まだ大事にとってありますよ！」
今はオンラインストアで公式グッズを買えるようになりましたが、店舗に行くしかなかった時代、“ジャニショの袋”は憧れの象徴でした。この感覚は、テーマパークのオリジナル袋を見る思いに近いでしょうか。家族や友だちがおみやげに買ってきてくれたときは、うれし泣きしちゃうことも……！
現在、ジャニショの袋は白地に黒でジャニーズのロゴが書かれたシンプルなものですが、ひとつ前は黄色とピンクの楽しそうなデザインでした。「片づけをしていたら、そのもっと前の、白地に赤でロゴが入った袋が出てきました！」という方もいて、ジャニショ袋はヲタにとっておいそれとは捨てられない、特別なものなのだとわかります。
9月に渋谷に移転する
ヲタの胸ふくらむ夢の城・ジャニショ！ みなさまは、どんな思い出がおありでしょうか……？
ジャニーズショップ原宿は9月に渋谷に移転し、“ジャニーズショップ渋谷/Johnnys’ISLAND STORE”として新たなスタートを切るとのこと。移転前にはファンに感謝の気持ちをこめて“LOVE,HARAJUKU”ポップアップショップの開催（7月23日～8月31日）も予定されているそうなので、続報を楽しみに待ちたいですね。
＜文／みきーる イラスト／二平瑞樹＞ みきーる ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本！』（青春出版社）『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ：『ジャニヲタ刑事！』
提供・女子SPA！
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