ジャニーズの写真やグッズが買える公式ショップといえば、“ジャニーズショップ”。ジャニーズショップ(以下、ジャニショ)は現在、原宿・名古屋・大阪・福岡の4店舗がありますが、なかでも原宿店はジャニヲタの聖地ともいうべきスポット。

この原宿店が、移転のため2021年8月末をもって当地での営業を終えることになりました。ヲタからは「さみしい!」「ある意味、原宿のランドマークなのに」と、移転を惜しむ声が上がっています。

 今回は、ヲタさんたちの“懐かしのジャニショあるある”をお送りします。

たこ焼きやポップコーンの列に間違われる

「原宿店の入場列に並んでいると、道行く人から“これ、なんの行列ですか?”、“ポップコーンに並んでるの?”と訊かれることがよくありました。で、“ジャニーズショップです”って答えると“ああ……”って顔をされて、みんなスーッと去っていく(笑)」

 ジャニショの近くには人気のポップコーン店があり、以前はたこ焼き店もありました。通行人から「すごい熱量でポップコーン買いに来た人」と見られたことのある人は、私だけじゃないはず……。

 ちなみに入店の待機列は、ショップから少し離れた表参道の小さな公園に作られていました。

整理券をもらえず、交通費だけ吸われて泣く

「遠路はるばるジャニショにやって来たのに、“本日の整理券は終了しました”と言われて泣いたことも……。交通費だけ天に召されました」

 混雑が予想される日は朝から整理券が配布され、これをもらいそびれるとムダ足になってしまうこともありました。“交通費まる損”のせつなさは、想像するにあまりあります。

 なお、現在はスマホから事前に入店予約するシステムになったので、涙する人は減った模様。

思ったよりさっぱりしていて驚く

「娘につきあってはじめてジャニショに行ったとき、ずいぶんさっぱりしてるな~と驚きました」

 “アイドルショップ”と聞くと、店の内外にポスターやグッズがあふれていて、いかにもにぎやかそうなイメージを抱く方も多いと思います。ところが、原宿ジャニショは白いすっきりした外観で、外に向けてタレントの顔写真がにぎにぎしく飾られているわけではありません。むしろ、CDショップのジャニーズコーナーのほうが“アイドルショップみ”があって、このギャップに驚くことも……。

緊張して、注文用紙を書き損じる

「はじめてジャニショに行ったとき、緊張のあまり注文用紙を間違えてしまいました。ほかのグループの用紙にガンガン書き込み、“よし!”と思ったあとに全部書き直しになりました(苦笑)」

 ジャニショではグループや公演ごとに写真の見本が貼られており、注文用紙もそれぞれ別に用意されています。うっかり別のグループの用紙に情熱を叩きつけ、やり直しになることもありました……。