【滋賀】長命寺 808段の先にある琵琶湖ビューと巨石パワー

滋賀県北西端、琵琶湖のほとりある長命寺山の山腹にある長命寺。境内までは808段という長い石段を上らなければなりませんが、たどり着いた境内では眼下に広がる琵琶湖の眺め、重なり合う美しい諸堂、そして古代の伝説が残る巨石群が鑑賞できます。名前の通り、このお寺のご利益は「健康長寿」。長い階段で足腰鍛えながら、美しい景色を眺め長寿祈願しませんか。

琵琶湖湖畔に建つ古刹・長命寺

(画像=えちこ　トリップノートより引用)

長命寺は、619年聖徳太子によって開かれたと言われており、西国三十三所の第31番札所にもなっています。長命寺が建つ山は仏教が伝わる前から、山にある巨石への自然崇拝が行われていた場所で古くからご神山とされていました。

本堂や三重塔など重要文化財に登録されている建物も多く、それらが一列に並ぶ伽藍配置は美しい景観を作り出しています。

808段の階段の先にある琵琶湖の眺め

(画像=えちこ　トリップノートより引用)

長命寺があるのは長命寺山の山腹で、標高は約250m。そのため境内まで808段もの長い階段を上らなくてはなりません。時間にして20分ほどかかります。足腰に不安が・・・という方は、車で行けば境内近くに駐車場がありますので、そこからなら100段ほど上れば大丈夫。

ですが、車で行っても健康のご利益にあやかるため、あえて下から全ての階段を上る方もいるそう。健脚づくりのためにもぜひ挑戦してみてください。

(画像=えちこ　トリップノートより引用)

808段の階段を上りきり境内へ。そこからは疲れも吹き飛ぶ眼下に広がる琵琶湖を眺めることができます。

(画像=えちこ　トリップノートより引用)

鐘楼からさらに石段を上った先にある太郎坊権現社からの眺めも素晴らしいので、余力のある方はぜひこちらまで足を運んでください。