フランスの食卓には欠かせないワイン。食事だけでなく、アペロやスイーツタイムのお供としても欠かせない存在です。しかし、その世界はとてつもなく広くて深い…。
そこで「ワインの知識を少しでも身につけたい!」という方におすすめなのが『ワインは楽しい!』です。この本、フランスで最も売れているワインの教科書なんだとか!いったいどんな内容なのか?人気の秘密をちょっぴりご紹介します。
ぶどうの産地土壌からパーティでのワイン選びまで!
原題は『LE VIN C’EST PAS SORCIER』と題されたこちらの本。テイスティング入門やぶどうの品種について、ワインの香りと味わいについてなど、ワインのいろはがオールカラーのかわいいイラストと共に紹介されています。
ワイングラスの選び方、コルクの開け方、シーン別でのワインの選び方など、ワインについて知りたい情報が多数掲載。ホームパーティと大規模なパーティでは選ぶワインも違うのだとか。そういった、ワイン通なら知っておきたい情報がとても丁寧に解説してあります。「コルクが途中で壊れてしまったとき」「ワインクーラーがないとき」「シャツにシミがついたとき」など、困ったときの解決方法も載っているのはうれしいですね。しかも、初心者向け、ワイン通向け、専門家向けのテイスティングアイデアもあり、ゲストのワイン成熟度によって異なる楽しみ方も紹介されていますよ。
続いては、実践編として、テイスティングの心得を学ぶ項目も。色の色調、濃淡、清澄度、輝きなど視覚的テイスティングの方法から、テイスティングで最も重要となる香りの特徴まで徹底的に網羅しています。
ぶどうや産地に詳しくなれば、もうワイン通!?
ワインに詳しくなろうと思ったら“ぶどう”について勉強しないといけません。この本ではぶどうの木や果実の仕組み、産地、製造方法、そして品種別の特徴なども紹介されています。さらに醸造過程や、ボトル、コルクの製造など多岐にわたります。
ワインに詳しくなってきたら次にチャレンジしたいのがワインの産地を巡る旅。もちろんこの本でもフランスを中心に世界のワイン産地が紹介されています。産地だけでなく、産地の地形や土壌の特徴までも網羅。ここまで深く学べれば、どんな質問にも答えられそう!
ワインをおいしく味わうマリアージュも
最後はソムリエ気分を味わえる知識を学びます。食材とワインのマリアージュから、レストランやお店でのワインの選び方、ワインの保存方法(自作ワインセラーの作り方まで!)など実践的な内容が紹介されています。手っ取り早くワインに詳しくなりたければ、まずこの項目からお勉強してもいいいかもしれません。
一家に1冊!ワイン好き必携の教科書
この本の特徴は、ワインの初心者の人でも上級者の人でも楽しく学べる内容になっているということ。それぞれの項目にキャラクターがいて、彼らと共にワインの旅に出ているような気分になってきます。
また、プロフェッショナルな人たちが読んでも遜色のない内容でありながら、かわいいイラストでフランクに読めるのもうれしいです。
この1冊が自宅にあれば、楽しくワインのAtoZを楽しく学ぶことができます。ぜひお手にとってみてくださいね!
■書籍情報
書名:ワインは楽しい!
著者:オフェリー・ネマン
イラスト:ヤニス・ヴァルツィコス
翻訳:河 清美
出版元:パイ インターナショナル
★同シリーズで『コーヒーは楽しい!』『ウイスキーは楽しい!』も発売中!
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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