「次のケアンズ旅行は何をしようかな〜」とお考えのあなた!今回は、ケアンズ から一泊二日でアサートン・テーブルランド地方(高原)を回るモデルプランをご紹介します。ツアーとは違って、自分のペースで楽める、思い出深い旅になりますよ。

【一日目】ケアンズ からマリーバを経由して、インノット温泉を目指す

マリーバを経由して、コーヒーワークスで休憩

まずは、ケアンズ市内から国道1号線キャプテンクック・ハイウェイ(Captain Cook Highway)をキュランダ、マリーバに向かって北上します。キャプテンクック・ハイウェイは、途中からケネディ・ハイウェイ(Kennedy Highway)という名前に変わります。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

1時間弱でコーヒーの名産地として知られるマリーバに到着します。そのまま次の目的地であるグラナイトゴージ・ネイチャーパークに行ってもいいのですが、せっかくだから、コーヒーワークスで一休みしましょう。コーヒーだけでなく、素敵なお土産を扱うギフトショップや、チョコレート工房もあって、ついつい長居してしまいますよ。

グラナイトゴージ・ネイチャーパークでワラビーと戯れる

マリーバから15分ほどで、グラナイトゴージ・ネイチャーパークに到着します。途中から舗装道路ではなくなりますが、ナビを頼りに行けば大丈夫です。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

入り口でワラビーの餌を買って、公園に入って行くと、どこからともなく可愛いワラビーがやってきます。人に慣れているので、手から直接餌をとって食べてくれます。ここにいるワラビーたちですが、ワラビーの中でもマリーバ・ロックワラビーといって、絶滅寸前の希少な種類なんだそうです。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

また公園の名称になっているグラナイトですが、これは火山活動によって作られた花崗岩のことで、公園内では写真のような岩場が見られます。岩場といっても、とにかくその規模が大きい!岩場のてっぺんから下界を眺めると、せかせかした日本の生活を忘れてしまえるかも。

広大な公園には小川や池もあり、孔雀やオウム、ブッシュターキーなどの姿も見られ、まさに自然いっぱい。足場が悪いので、歩きやすい靴で行きましょう。

ランチ休憩で立ち寄るならヤンガバラ村かバーリン湖へ

ワラビーにお別れして、ケネディ・ハイウェイに戻ってから、国道52号線に入ります。ケアンズを朝8時ごろ出発すると、このあたりでお腹がすく頃なので、次の目的地であるカテドラル・フィグを見る前にランチに立ち寄りましょう。

52号線沿いにあるヤンガバラ村には、「ニックス」という名前の人気のスイス・イタリア料理のレストランや、遠い昔にタイムスリップしたような地元パブ「ヤンガバラ・ホテル」などがあります。

また自然をもっと満喫したい人は、ヤンガバラ村からちょっと戻ったバーリン湖へ。神秘的な湖を見るだけでなく、樹齢千年以上の熱帯雨林の中を散策したり、遊覧船に乗ったりすることもできます。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)
ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

ここでランチをいただくなら、湖畔にある「バーリン湖 ティーハウスカフェ」で湖を眺めながら優雅に、スコーンと紅茶の「デボンシャーティー」やランチを楽しみましょう。湖の駐車場からティーハウスまでの道のりには、花がいっぱい植えられており、幸せの青い蝶として知られる「ユリシス」が見られるかもしれませんよ。

「絞め殺しのイチジク」と呼ばれるカテドラル・フィグを鑑賞 

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)
ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

ランチが終わったらバーリン湖から少し引き返して、「絞め殺しのイチジク」と呼ばれるカテドラル・フィグを鑑賞しに行きましょう。なぜ「絞め殺し」という名前かというと、この木は寄生虫ならぬ「寄生樹」で、鳥のフンなどに入ったタネが親木となる木にくっつき、親木からも栄養を取りながら成長し、最後には親木を枯らしてしまうからなのだそうです。

とにかく自分自身の目でその大きさを体験してください。このカテドラル・フィグの他に、気根(土の中ではなく、空気中にぶら下がっている根)がすだれのようになっている「カーテン・フィグ」も近くにありますから、そちらにも足を運びましょう。

最終目的地・インノット温泉でのんびり

カテドラル・フィグを見たら、来た道をまた戻り、レイクバリーンロード(Lake Barrine Road)に入ってマランダ(Maland)で国道25号線に入ります。その後、国道24号線、そしてまた国道1号線に戻って、1日目の最終目的地「インノット・ホットスプリングス」に向かいましょう。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

温泉といっても日本の温泉とは違い、川の中の色々なところから温泉が湧き出しているスタイルです。なので、川に寝転んだり、暖かいところを探してスコップで穴を掘ってお湯を溜めたりして入るのですが、旅先で穴掘りをするのも、、、、ですよね。

なので、どうしても温泉に入ってみたいという人は「インノット・ホットスプリングス・レジャー・アンド・キャンピングパーク(Innot Hot Springs Leisure and Camping Park)」がおすすめ。屋外、屋内に温泉プールがあります。ただし、あくまでも温泉プールなので、水着着用です。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=flickr.com トリップノートより引用)

宿泊は、キャビンステイかファームステイがおすすめ

先に紹介したインノット・ホットスプリングス・レジャー・アンド・キャンピングパークでは、キャラバンパークといって、テントやキャラバンカーでキャンプができるようになっています。

そのほか、キャビンと呼ばれる宿泊施設もあるので、そこに宿泊することも可能。トイレ、シャワー、キッチンなど全てが揃ったセルフ・コンテインド・キャビンや、キャンプ場内の共同トイレ、シャワーを使うバジェット・キャビンなどがありますから、旅の予算に合わせて選んでください。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)

もう一つの宿泊のおすすめは「ファームステイ」。インノット温泉から車で10分ほどの場所にある「ウッドリー・ステーション」では、トイレ、シャワー、キッチンなどが揃った牧場内のコテージに泊まることができます。

ただし、レストランや温泉などの施設はないので、食材を準備していくか、他のレストランに行く必要があります。温泉に入りたい人は、先にご紹介したキャラバンパークの温泉プールを利用(有料で10ドル・約800円)しましょう。

ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)
ケアンズ発!テーブルランドを1泊2日で巡るモデルコース
(画像=Booboo56 トリップノートより引用)