頼まれた仕事を引き受けているうち、気づけばいつも残業、仕事が手一杯、と悪循環になっている人もいるのでは?うまく断れないと、自分のストレスになるだけでなく、かえって周囲に迷惑をかけてしまう場合もあるでしょう。

ここでは実際のエピソードをもとに、仕事を断れない人にありがちな特徴を3つご紹介します。

「人にどう思われるか」をまず気にする

「残業続きで『今日こそ早く帰れる!』っていう日があったんです。でもその日も仕事を頼まれてしまい、『疲れてるから』って断ったら使えないやつだと思われる気がして、結局引き受けてしまいました」(40代/メーカー勤務)

頼まれ事を断れない人でまずありがちなのが、真っ先に「断ったら相手にどう思われるか」を気にしてしまうこと。人の気持ちを考えることは大切ですが、時には自分の心の声に耳を傾けてみることも必要ですよ。

「自分が我慢すればいい」と思っている

「職場のメンバーが子持ちのママや新婚さんばかりで、仕事が終わらないときは『ひとり身の自分がしなければ』といつも引き受けていたんです。でもそれがストレスになり、あるとき同僚に打ち明けたところ『そんなに気を遣ってくれていたの?今度から手伝うから言ってよ!』と言われました」(30代/商社勤務)

「自分が我慢すればいい」という自己犠牲の精神が強いのも、仕事が断れない人にありがちな特徴。仕事はひとりでするものではなく、みんなで協力して進めるものだという意識を、もっと持ってもいいかもしれませんね。