その都市ならではのインスタレーション・アート鑑賞も観光の楽しみのひとつ。今回は暗闇に光を放つイルミネーションをテーマに、サンフランシスコで楽しめる無料のパブリック・アートをご紹介します。どれも一年中楽しめる作品ですので、いつでも観覧が可能です。旅行の際にぜひチェックしてみてくださいね。

【1】The Bay Lights(ベイ・ライト)by Leo Villareal (2016)

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

サンフランシスコの夜景に欠かせないのが、ベイブリッジ!ベイブリッジと光のコラボレーションは、アメリカ人アーティスト「レオ・ビシャレアル」によって2016年に完成しました。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

サンフランシスコとオークランドを結ぶ全長約3キロの橋に、 2万5,000個のLEDライトがそれぞれ独立して光り、さざ波のようなゆらぎのある光の流れを楽しめます!

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

当初は2年限定での公開の予定でしたが、市民や団体の寄付により2021年1月現在もこのイルミネーションは継続中。橋自体はサンフランシスコ湾からならどこからでも良く見えますが、特にフェリーターミナルとピア33の間のボードウォークは見晴らしが良くおすすめですよ!

【2】BUCKYBALL(バッキーボール)by Leo Villareal (2016)

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

同じく「レオ・ビシャレアル」の作品であるバッキーボールは、フェリーターミナルから徒歩圏内にあるピア16のエクスプロラトリアム・プラザに位置します。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

サッカーボールのような形が特徴のこのモニュメントは、7.5メートルの高さと五角形と六角形を結合させたような形が特徴です。中には4,500個ものLEDライトがプログラムされており、なんと1,600万種類もの微妙な色合いを演出できるとのこと。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

ちなみにこのバッキーボールは、1985年に発見された炭素分子がモデルになっているのだそう。サンフランシスコ湾を背景に、多様に光り輝く近未来的な球体の輝きを眺めてみてください。

【3】LANGUAGE OF THE BIRDS(鳥の言葉)by Brian Goggin and Dorka Keehn (2008)

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

中華街とイタリア街・ノースビーチを繋ぐ、小さな広場に設置されたインスタレーションアートが「鳥の言葉」。羽の角度など本物の鳥そっくりに作られており、まるで広場の上を鳥が飛んでいるように見えます。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

ただし、よく見るとその鳥は本の形をしており、真下から見上げるとその本に書かれている言葉を読み取ることもできます。そしてその言語も英語だけでなく、中国語とイタリア語なのもこの界隈を象徴しているかのよう!

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

夜になると太陽光発電によってLEDライトが輝くこのアート作品、カリフォルニア州ではじめて太陽光発電を使った作品としても知られています。まるでヨーロッパの街角のようなイタリア街に、しっくりと馴染むパブリックアートです。

【4】ANIMA(アニマ)by Jim Sanborn (2006)

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

ミッションベイにある彫刻のような光のイルミネーション・アート「アニマ」は、アメリカ人彫刻家「ジム・サンボーン」による作品。サンボーンは、アメリカCIA本部・正面玄関前にあるアートピースを手掛けたことでも知られています。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

アニマもCIA本部に置かれたクリプトスと呼ばれる作品に似たテイストで、円形状のメタルでできたパネルに多言語のアルファベットや漢字で形成された詩が掘られています。

サンフランシスコで楽しむパブリックアート!おすすめイルミネーションアート8選
(画像=KatieM トリップノートより引用)

暗くなると中央から光が漏れて、映える写真が撮れるだけでなく、幻想的な彼の世界観を楽しめますよ。