トリートメントが頭皮につかないよう注意
すすいだ髪の水分を優しく絞り、次はトリートメントです。 トリートメントは髪を守るためのものなので、頭皮にはつけないようにしましょう。頭皮につけることは、毛穴に余計な蓋をしているようなものです。髪が長い方は、耳から下だけ。髪が短い場合は、完全に頭皮につかないようにするのは難しくもありますが、毛先だけにつけ、できるだけ頭皮に流れていかないようにすすぎます。
髪が長い方は、トリートメントが満遍(まんべん)なく行きわたるように、手でつけたあと、目の粗いコームを使ってとかすのがオススメです。髪を傷めないよう、ゆっくり動かします。 浸透させる時間は、各製品の使用方法に従いましょう。ただ、トリートメントをつけた長い髪をまとめて頭の上に置いておくのはオススメしません。どうしても頭皮についてしまうからです。
短髪の男性はトリートメントしない方がベター!
また、短髪の男性でもトリートメントを使用されているケースがありますが、不要ですよ! 髪が短いとどうしても頭皮にトリートメントがついてしまうので、頭皮環境のためには、逆に使わない方が良いと思います。 トリートメントを使うと髪がしんなりしますので、髪の立ち上がりなどを気にされている男性は、使わない方がスタイリングが決まりやすくなることも。女性の読者さんも思い当たる方がいたら、ぜひそっと耳打ちしてあげてください
トリートメント後のすすぎも、しっかり行いましょう。よく、「ちょっと残した方が髪に良いと思って」と言う人がいますが、インバス・トリートメント(お風呂で使うトリートメント)は洗い流すように作られていますので、しっかりすすぎましょう。成分が残ったままだと、背中やお顔、頭皮に付着してちょっとしたトラブルになる可能性も否めません。 傷んだ髪を特別に補修したい人は、アウトバス・トリートメント(洗い流さないトリートメント)を使用しましょう。