海水の侵食によって形成された「青の洞窟」や、洞内の鍾乳石の種類が日本一の「玉泉洞」、”トトロ鍾乳洞”が人気の「石垣島鍾乳洞」など、沖縄でおすすめの鍾乳洞&洞窟をご紹介します。

1.青の洞窟(沖縄本島)

沖縄のおすすめ鍾乳洞・洞窟11選!人気の鍾乳洞&洞窟を一挙に紹介
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

「青の洞窟」とは、真栄田岬(まえだみさき)にある、海水の侵食によって形成された全長約30メートルの洞窟のことです。洞窟内の一部では水中の岩が削れており、そこから差し込む太陽光が反射すると洞窟内の水が青く輝き、神秘的な世界を楽しむことができます。

ダイビングやシュノーケルなどのアクティビティ利用者が多く訪れるスポットで、個人での訪問も可能です。しかし天候によってはガイドが同伴していないと遊泳禁止の場合もあるため、洞窟内の見学はツアーへの参加がおすすめです。

2.玉泉洞(沖縄本島)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

「玉泉洞(ぎょくせんどう)」は、沖縄の自然や文化を体験できる観光施設「おきなわワールド」にある鍾乳洞です。全長5,000mと大きな鍾乳洞で、うち890mを観光用に公開しています。洞内にある鍾乳石の種類は37種類と、日本で一番多い点にも注目!

洞内に入るとまず最初にあらわれるのが、巨大な空間「東洋一洞窟」。無数の大石筍(だいせきじゅん)が林立しており、奥に位置する白いロケットのような石柱・昇龍の鐘が特に見どころとなっています。

3.石垣島鍾乳洞(石垣島)

沖縄のおすすめ鍾乳洞・洞窟11選!人気の鍾乳洞&洞窟を一挙に紹介
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

石垣島にある鍾乳洞のなかで最大規模を誇る「石垣島鍾乳洞」。全長3.2kmのうち、660mが一般公開されています。ちなみに、鍾乳洞内をイルミネーションで幻想的に彩ったのは、この「石垣島鍾乳洞」が世界で初めてです。

見どころは、トトロに似ていると話題になり撮影スポットとしても人気の”トトロ鍾乳洞”や、長さ40m、幅20m、高さ6mの大ホール” 神々の彫刻の森 ”など。また、沖縄料理を楽しめる食堂やお土産が買える物産館も隣接しており、シーサーの色付け体験なども行なっています。

4.ガンガラーの谷(沖縄本島)

沖縄のおすすめ鍾乳洞・洞窟11選!人気の鍾乳洞&洞窟を一挙に紹介
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れて、亜熱帯の森となったのが「ガンガラーの谷」。ガイドさんの案内のもと、約80分の谷散策を楽しむことができます。また、こちらは約1万8000年前に生きていた「港川人」の居住区だった可能性も高いと考えられており、今でも発掘調査が行われています。

見学コースでは、亜熱帯の森を歩きながら植物の観察やガジュマルの巨木を見学できるほか、子宝や縁結びにご利益があるパワースポット「イナグ洞・イキガ洞」なども巡ることができます。谷の散策は必ず予約が必要なので、事前予約をして歩きやすい服装で訪れましょう。

5.伊原間サビチ鍾乳洞(石垣島)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

市街地から車で40分ほど、石垣島の北部にある「伊原間(いばるま)サビチ鍾乳洞」。海に隣接しており、日本で唯一海に抜ける鍾乳洞として知られています。3億7000年前の地殻変動によってできた鍾乳洞で、全長は324m(観光洞は237m)。

そう大きくない鍾乳洞ですが、ひんやりとした洞内には神秘的な世界が広がります。やはり見どころは、鍾乳洞を進んでいった奥に広がる、エメラルドグリーンの海!片道10分ほどで海まで行くことができるので、あまり時間がない場合の観光にもおすすめです。

6.パンプキンホール(宮古島)

沖縄のおすすめ鍾乳洞・洞窟11選!人気の鍾乳洞&洞窟を一挙に紹介
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

海からしか入ることのできない鍾乳洞「パンプキンホール」。このユニークな名前の由来は、鍾乳洞に入ってすぐ目に飛び込んでくる、幅約4m・高さ約3mはあるカボチャ型をした巨大な鍾乳石。さらには、このかぼちゃ型鍾乳石の上から海に飛び込めば願いが叶うとも言われており、近年パワースポットとしても人気を集めています。

またこのかぼちゃ型鍾乳石の奥には、さらに鍾乳洞が続いています。「リムストーンプール」と呼ばれる、棚田のような段々状のトラバーチン(石灰質の岩)や氷柱状、カーテン状の鍾乳石などが視界いっぱいに広がり、その光景は息を呑む美しさ。竜宮の神が祀られているとも言われている迫力の空間を、ぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。