うだつの町並みで味わえるグルメ
「茶里庵」で郷土料理「そば米雑炊」を食べよう
うだつの町並みの中にある「茶里庵」は脇町産のお茶を販売していますが、イートインができるカフェにもなっています。
ここで断然おすすめなのが、郷土料理の「そば米雑炊」(1,000円)。
そばの実を優しい味がする出汁でお粥状にしたものです。中には地元産の阿波尾鶏や野菜、そして自家製のお餅が入っていて、見た目以上にボリューミーです。お店の方もとても優しく、地元のおすすめなどを教えてくれます。
「道の駅藍ランドうだつ藍蔵」でアイスクリームを食べよう
「道の駅藍ランドうだつ藍蔵」には徳島のお土産が沢山ある他、カフェコーナーもあります。
ここでぜひ味わってほしいのが、徳島県の特産品を使ったアイスクリームやシャーベット。今回は「すだち」と「みまから」をご紹介します。
すだちは味の想像がつきますよね。爽やかな柑橘系の味、と考えて間違いないでしょう。「みまから」とは実は、美馬市で栽培された肉厚で旨みのある「青唐辛子」を丁寧に輪切りにし、醤油や鰹節、ごま油などを加えてじっくり煮込んだものなのです。風味があるのですが、激辛の薬味として県民にはとても人気なのだとか。
恐る恐る開けて見ると、「すだち」も「みまから」もきれいな白色のアイスクリームです。
いただいてみると、「すだち」は想像通りの味。「みまから」はミルクの味が最初に来て優しい味、と思いきやあとから辛味があり、とても不思議な味です。その辛みが癖になって最後まで食べ続けてしまうこと間違いなし!
このほかにも、アイスクリームはヨモギ、鳴門金時、ゆずなどもあります(各300円)。ぜひ散策のおやつに食べてみてください。
うだつの町並みを見学した後はここも立ち寄ってみて!おすすめ2か所
脇町劇場 オデオン座
うだつの町並みをまっすぐ進み、川を渡ると「オデオン座」というちょっとノスタルジックな建物があります。このオデオン座は、昭和9年に建てられた芝居劇場。映画館としても利用された過去があります。
建物の老朽化などの理由から取り壊し予定でしたが、山田洋次監督の『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、平成11年に内部が修復され、中はとてもきれい。客席はもちろん、舞台や奈落も見学ができます。
デ・レイケ公園
- オデオン座から車で数分のところにあるデ・レイケ公園。明治時代に来日したオランダ人のヨハニス・デ・レイケが造った砂防ダムが脇町を流れる大谷川上流にあります。そのデ・レイケの功績を称え、平成21年4月に整備されたのがこのデ・レイケ公園です。オランダの象徴である風車が建てられているのが特徴です。
また、4月には約15,000本の色とりどりのチューリップが咲くチューリップ祭りが開催されます。大谷川の流れの音を聞きながら、チューリップと桜を眺めるのもとてもいい気分です。
最後に
徳島県美馬市脇町にある「うだつの町並み」をご紹介しました。うだつが上がらない、なんて言うと「なんだかパッとしない」というニュアンスがありますが、この「うだつの町並み」は「うだつが上がらない」どころか、うだつが素晴らしい街です。
行けば、あなたも「うだつが上がりまくる」ようになるかも!? ぜひ、町並みと共に、歴史、美しい自然や美味しい食べ物も楽しんでみてください。
提供・トリップノート
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