3  過去問を徹底的に繰り返す

最後の仕上げは過去問の反復練習だ。TOEICテストを開発・主催しているETS発行の『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』で出題パターンにしっかりと慣れておく必要がある。

TOEIC受験者が頭を悩ませるのは、Part7の読解問題だ。この問題集で、制限時間内に余裕をもって解答できるように訓練することが大切だ。

具体的なトレーニング方法としては、次の手順で進めてみよう。「初めにPart7を対訳を見ながら精読し、概要をつかむ」→「次にPart7を自分の最高速度で音読し、速読に慣れる」→「最後に模擬試験を2回行って、時間内に解答を終える感覚をつかむ」という流れだ。

「音読」と「過去問」で道はひらける

800点突破するための心構えと具体的な学習法について説明してきたが、いかがだろうか。

700点台までは、あちこちで言われているTOEIC受験テクニックを駆使してなんとか到達できるかもしれない。例えば「引っ掛け選択肢を見つける」、「問題文を全部読まない」、「リスニングでは選択肢を先読みする」といったようなことだ。

しかしそのような小手先のテクニックでは「TOEIC800点」とい壁を越えることは不可能だ。TOEIC800点というのは東大文系院生が平均的に取れるスコアだ。それほど、難関なのである。

この記事を読んでご自身の不足しているところが発見できたら。さっそく学習計画を立て、すぐにでもアクションを起こそう。何事においても行動を起こす者だけが「成功」という果実を味わうことができるのだ。

文・ZUU online 編集部/ZUU online

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