兼六園やひがし茶屋街、東尋坊や黒部ダムなどをはじめとする北陸の観光スポットの中で、トリップノートの4万7千人の旅行好きトラベラー会員(2019年10月現在)が実際に行っている北陸の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:兼六園(石川県)
加賀藩の5代目藩主・前田綱紀が建てた別荘の周辺を庭園としたのが、兼六園の始まりと言われています。昭和60年(1985年)には国の特別名勝に指定。これは庭園の国宝とも言える最高の格付けです。2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 』でも最高ランクの三つ星を獲得しました。
庭園の敷地は11万4千㎡と東京ドームの2倍以上の広さを誇り、園内のいたるところで美しい景観を楽しむことができます。季節ごとに庭園内をライトアップする「四季物語」も人気です。
2位:ひがし茶屋街(石川県)
金沢にある三つの茶屋街のひとつ。石畳に沿って殻格子のお茶屋さんが並ぶ風情のある通りで、江戸時代の面影をいまに伝えます。茶屋を利用したカフェや、金沢土産の定番である金箔や伝統工芸のお店が並び、とくに週末には多くの観光客で賑わいます。「ひがし茶屋街休憩館」では無料で町家を見学でき、またトイレもあるので休憩に立ち寄るにもおすすめです。
3位:金沢駅(石川県)
アメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』のWEB版にて2011年に、世界で最も美しい駅14選のうち、国内から唯一6位に選出されました。
日本一雨の降る日が多いと言われる石川県において、「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」を表現した”もてなしドーム”は、大きな傘をイメージした3,019枚のガラスとアルミ合金からなる巨大な天井ドームです。そして”鼓門”は金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージしたもの。この”鼓門”と”もてなしドーム”が伝統が息づく金沢と進化してゆく金沢を象徴しています。
4位:金沢21世紀美術館(石川県)
兼六園のすぐ隣に建つ現代アートの美術館。ガラス張りの円盤形の建物の前に広がる開放的な芝生スペースは、金沢市民の憩いの場となっています。こちらの美術館といえば、服を着たままプールにはいっているように見えるアート「スイミング・プール」がよく知られています。訪れたら思わず写真を撮りたくなりますよ。
展覧会ゾーン以外は無料なので、常設展示を楽しんだり、カフェやミュージアムショップの利用など気軽に立ち寄ることができます。
5位:近江町市場(石川県)
金沢市民の台所で、日本海でとれた新鮮な魚や青果などの食材を扱うお店から、生活用品を扱う店舗まで約180店以上が並び、威勢のいい売り子さんの声がひびきます。お土産の購入のほか、観光客に人気があるのは新鮮な海の幸をつかったお料理。とくに豪華な海鮮丼が人気で、SNSにも数多くの写真が投稿されています。
人気の店舗は、休日のランチタイムとなると軒並み長い行列ができるので、なるべくゆっくり食事をしたい時は「近江町いちば館」2階のレストラン街へも足を運んでみて。
6位:金沢城公園(石川県)
加賀百万石のシンボル「金沢城」。明治2年(1869年)まで前田藩主の居城でした。明治時代の火災により多くの建物はなくなっていますが、石川門や三十間長屋、鶴丸倉は残っており、国の重要文化財に指定されています。
平成8年(1996年)より金沢城公園(当時は金沢城址公園という名称)として一般公開を開始し、順次、菱櫓や橋爪門、橋爪門続櫓、五十間長屋を復元整備。 日没から22時まではライトアップもあります。
7位:東尋坊(福井県)
サスペンスドラマのロケ地として有名な、断崖絶壁。日本海の荒波によって削られた岩肌が約1kmにわたって続く奇勝地で、国の天然記念物に指定されています。このような「輝石安山岩の柱状節理」という珍しい地形が見られるのは、韓国、ノルウェーとあわせて世界に3カ所。遊覧船から断崖絶壁の絶景を眺めたり、東尋坊タワーからパノラマを見渡したりして楽しむこともできます。
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8位:金沢百番街あんと(石川県)
金沢の方言「あんやと(ありがとう)」からきている「あんと」は、定番の金沢土産が揃っており、お土産を買うならこちらに来れば間違いなし。不室屋の「宝の麩」、丸八製茶場の「献上加賀棒茶」、金澤福うさぎの「銘菓 福うさぎ」、金沢うら田の「加賀八幡起上もなか」・・・その他にも様々な名店が集っています。金沢駅構内にあるので、旅の最後にお土産を購入してみては。
9位:千里浜なぎさドライブウェイ(石川県)
日本で唯一、砂浜を車で走ることができる約8キロメートルの観光道路です。車だけでなく、バスやバイク、自転車もOK!車で砂浜を走れる理由は、砂のきめ細やかさにあります。一粒一粒の砂が海水を吸って硬く引き締まるから、道路のように走行が可能なのです。ちなみに夏は一部が海水浴場になり大勢の海水浴客でにぎわいます。
10位:長町武家屋敷跡(石川県)
かつて加賀藩士が住んでいた屋敷跡で、現在も市民生活が営まれています。石畳の道沿いにつづく黄土色の土塀や用水、武士窓のある長屋門など、藩政時代の面影がのこる風情のある町並みは、ぶらりと歩くだけでも楽しめますが、せっかくなら一般公開している屋敷の見学もいかがでしょうか。また金沢土産におすすめの、人気の和菓子店もありますよ。