毎月のお給料から必ず出ていくさまざまな出費。

「この出費は必須!」「自分への投資!」

と思っているものでも、冷静に考えればやめても困らないどころか、やめたほうが良いものはたくさんあります。

今回は、アラサー世代の女性に向けて、やめてみた方がよさそうな3つの習慣や出費を紹介します。

「あたりまえ」を見直すと何ができるのか、考えていきましょう。

1. 凝ったネイルをやめて、ジュエリーを買う

「きれいになったネイルを見ると気分がアガる!」と思う方は多いでしょう。婚活や飲み会で「男性へのアピール」を狙う気持ちもあるかもしれません。

前者はまだいいとしても、もしネイルサロン通いの理由が後者の場合、肝心の男性はそれほど関心を持っていませんので、無駄な努力になっている可能性が……。

それどころか「不自然なネイルは好きじゃない」「派手すぎて引いてしまう」「どうせお金をかけるなら、もっと他にあるでしょ」といった厳しい声も聞こえてきます。

ネイルは、よほど定期的に通わなければ清潔感のあるきれいな状態は保てません。2週間もすれば自爪が見えはじめ、3週、4週とたつごとに、ストーンがとれたりネイルがはがれたり。気が付いたら、見るも無残な状態に……なんてことになってはいませんか?

それならば、毎日保湿を欠かさず美しい素肌を保ち、爪周りの丁寧なケアで、清潔感とツヤのあるなめらかなネイルをアピールするほうが効果的です。好感度は上がり、不要な出費もありません。

そして、ここぞというときには、肌の色に近い薄いピンクやベージュ、クリアなネイルラッカーを使うとよいでしょう。

ネイルにお金をかけるより、そのお金を貯めて質の良い金やダイヤモンドを買ってみてください。

月に5000円の節約でも1年で6万円、2年なら12万円。そこそこ良いジュエリーが買えますし、ネイルと違って、ちょっとした資産にもなります。

キラキラと輝きを放つダイヤモンドは、ネイル以上に気分をアゲてくれるはず! もちろん、浮いたお金をどう活用するかはあなた次第です。学習や株などの資金に充ててもいいですね。

2. スマホの「通知設定」をやめて、歩いてみる

あなたのスマートフォンは数分おきに、何かしらのプッシュ通知を発していないでしょうか。Facebookやツイッターのコメント、LINEのメッセージ、メールの着信……などなど。

なかには、仕事中や食事中も欠かさずチェックしている人もいるようです。単なる通知とあなどることなかれ。通知音が鳴るたびに、確実に集中力はそがれます。それは、目の前のことに夢中になれない状況を、あなた自ら作り出しているのと同じこと。

仕事の生産性は下がりますし、プライベートの充実感も低下します。集中力が切れていなければ達成できていたことも、きっとあったはず。つもり重なれば、知らず知らずのうちに自分の評価を下げ、果てには収入をも左右しかねません。

そこで、スマホの通知設定をストップ。さらに、不必要なネットサーフィンをやめてみる。

そこで浮いた「時間」で徒歩でゆっくり過ごしてみるのはいかが? 精神的にも余裕ができますし、健康にも投資できて一石二鳥です。
 

(写真=eakkaluktemwanich/Shutterstock.com)

3. 「いつもの女子会」をやめて、人間関係を見直してみる

女子会にもいろいろありますが、こんな女子会に参加してはいないでしょうか。