2日目午後:奥能登の観光名所「金剛崎」「禄剛埼灯台」「白米千枚田」へ
能登グルメで満腹になったら、午後はまず日本の三大パワースポットのひとつ「金剛崎」へと向かいましょう。続いて能登半島の最先端の岬にある「禄剛埼灯台」を訪れたあと、そのまま輪島市方面へと車を走らせ「白米千枚田」を見学しましょう。
青の洞窟にも注目の「金剛崎」
まず訪れる「金剛崎」は、富士山、長野県の分杭峠とならび、日本の三大パワースポットのひとつ・聖域の岬として注目を集める場所です。
聖域の岬にある「空中展望台スカイバード」は崖から9.5メートル突き出したスリル満点の展望台。そして青の洞窟と言われる洞窟もありますが、時間帯によって青く見えたり見えなかったりします。このふたつは有料となりますのでご注意を。
朝日と夕日が見られる「禄剛埼灯台」
金剛崎に続いて訪れる「禄剛埼灯台」は、能登半島の最先端の岬にあり、日本の灯台50選にも選定されている白亜の灯台。明治16年(1883年)にイギリス人の技師によって設計されました。灯台が建てられた場所は、海からのぼる朝日と、海に沈む夕日が同じ場所で見られることでよく知られています。
灯台の内部は年に数回ある一般公開時しか見学はできませんが、この場所からは日本海の大パノラマという絶景が楽しめます。また天気がよければ立山連峰や佐渡島まで見渡すことができます。
国の名勝に指定されている「白米千枚田」
禄剛埼灯台を後にして向かうのは、輪島市に位置する「白米千枚田」。日本海に面して小さな田んぼが重なりながらつづく白米千枚田の絶景は、国の名勝として指定されており、また世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を代表する棚田です。
一面あたり約20平方メートルの小さな水田が1004枚。毎年4月末頃から水がひかれ、5月のはじめに田植えをします。そして夏には青々とした緑の棚田が、秋の収穫期には黄金色の稲穂、冬には雪で一面真っ白な棚田と、四季折々に違った表情で楽しませてくれます。
2日目夜:輪島市内に宿泊しよう
白米千枚田の見学を終えたら、そろそろ2日目の宿へと向かいましょう。3日目は「輪島の朝市」観光からスタートするため、2日目の夜は輪島市内での宿泊がおすすめです。
宿泊施設の数はさほど多くはありませんが、輪島温泉郷という温泉地があるので、温泉に入りたいという方は輪島温泉の宿を予約してみてくださいね。
3日目午前:「輪島の朝市」でお買い物を楽しんだあとは「世界一長いベンチ」へ
3日目午前はまず日本三大朝市のひとつ「輪島の朝市」を訪れてみましょう。そのあとは能登半島を南下し、「世界一長いベンチ」を目指してみて。
約200軒のお店が並ぶ「輪島の朝市」
「輪島の朝市」は飛騨高山朝市、勝浦朝市と並ぶ日本三大朝市のひとつに数えられます。千年以上も前からつづく朝市で、360メートルほどの通りの両側に並ぶお店の数は約200軒。朝8時から正午まで朝市が行われます(第2、4水曜日と正月三が日をのぞく)。
新鮮な野菜やお魚、民芸品を売るおばちゃん、おじちゃんとの交流も楽しみのひとつ。お店の方、地元のお客さん、そして観光客と朝からとっても賑やかで活気に溢れる光景が繰り広げられます。
輪島産の真ダコをだしと一緒に炊き込んだタコ飯は、輪島の代表的なソウルフードとも言われています。10年ほど前には、北陸地区のサークルKサンクスの地産地消企画で、タコ飯おにぎりが販売されたこともあるのだとか。そんな母の味は、輪島の旅館や飲食店などでいただけますが、朝市でも販売しているお父さんがいるので、探してみてください。
ギネス認定されている「世界一長いベンチ」
輪島の朝市で買い物や食べ歩きを楽しんだあとは、志賀町にある「世界一長いベンチ」へと向かいましょう。世界一長いベンチは増穂浦海岸に設置されている、全長460.9メートルのベンチです。約1,350人も座れる木製の長いベンチは、平成元年(1989年)に”世界一長いベンチ”としてギネスに認定されています。
ベンチが置かれている付近は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれる夕日の名所で、日本海に沈む夕日を見て欲しいという地元の方々の思いをうけ、この場所にベンチが設置されました。
3日目ランチ:「廻転寿し 西海丸」で寿司ランチ
世界一長いベンチで写真撮影を楽しんだ後は、そろそろお昼にしましょう。世界一長いベンチからほど近い、西海漁港にある人気の回転寿司店「廻転寿し 西海丸」でのランチがおすすめです。網元直営のお店なので、鮮度抜群の地物のネタで握ったお寿司が食べられます。好きなネタを頼んで食べるも良し、その時期旬のネタを盛り込んだセットメニューも人気ですよ。
3日目午後:縁結び神社「氣多大社」&砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」へ
廻転寿し 西海丸のお寿司でお腹を満たした後は、縁結びのパワースポット「氣多大社」へ。参拝を終えた後は砂浜の爽快なドライブが楽しめる「千里浜なぎさドライブウェイ」を訪れましょう。
縁結び専用の祈願所がある「氣多大社」
縁結びの神様大国主神(おおくにぬしのかみ)を祀り、縁結び神社としてよく知られています。神社の名前のとおり「気」が多く集まるパワースポットとして人気です。
本殿をはじめ5棟の社殿が国の重要文化財に指定されており、社叢「入らずの森」は国の天然記念物に指定。「入らずの森」はとくに気が多く集まる神聖な場所ですが、誰も入ってはいけない場所であり、そのため原生林が昔のまま残っています。
境内には日本でここだけと言われる、縁結び専用の祈願所「気麗むすびどころ」があり、また毎月1日は「ついたち結び」として無料でお祓いを開催。朝8時30分までに受付をした100人が参加できます。
日本で唯一の砂浜道路「千里浜なぎさドライブウェイ」
氣田大社に続いて向かうのは、日本で唯一、砂浜を車で走ることができる約8キロメートルの観光道路「千里浜なぎさドライブウェイ」。車だけでなく、バスやバイク、自転車でも走行可能です。
車で砂浜を走れる理由は、砂のきめ細やかさにあります。一粒一粒の砂が海水を吸って硬く引き締まるから、道路のように走行が可能なのです。ちなみに夏は一部が海水浴場になり、大勢の海水浴客でにぎわいます。
お土産購入&一休みなら「道の駅のと千里浜」がおすすめ
千里浜なぎさドライブウェイでの爽快なドライブを楽しんだ後、お土産を買いたいという方におすすめの場所が「道の駅のと千里浜」。
2017年にオープンした比較的新しい道の駅で、地元の名産品や道の駅オリジナルのお土産が揃っています。
また能登半島で人気の「マルガージェラート」の支店が入っていたり、屋外には無料の足湯も設置されているので、帰路に着く前に一息入れに立ち寄るのもおすすめですよ。
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