美しい海と里山に囲まれた自然あふれる茨城県・ひたちなかと大洗。きれいなお花畑のある公園を楽しむのもいいけど、水族館で海の生きものたちともふれ合いたい・・・。そんなあなたに、1日でも十分自然とその他観光、グルメを楽しめる筆者考案の観光モデルコースをご紹介します。

ひたちなかと大洗ってどんな町?

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

茨城県・ひたちなか市は水戸市の北に位置する町。一年中色鮮やかな花に包まれる「国営ひたち海浜公園」をはじめ、コーヒーの人気店やショッピングスポットなどが充実しており、観光やグルメ、ショッピングを楽しめます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

また大洗(おおあらい)町は、ひたちなか市の南部に位置する港町。水族館や神社のほか、北海道の苫小牧(とまこまい)までを結ぶフェリーターミナルやホテル、ビーチもあり、レジャーを満喫できます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

ひたちなかと大洗までは、東京駅または上野駅から常磐(じょうばん)線の特急「ひたち」または「ときわ」を利用するのがおすすめ。ひたちなかへは約1時間20分で最寄りの勝田(かつた)駅に到着します。一方、大洗まで行く際には水戸駅で下車した後、鹿島臨海鉄道に乗り換え、約15分で到着します。

「国営ひたち海浜公園」で写真映えしそうな花絶景を楽しもう!

8:50 勝田駅から国営ひたち海浜公園を目指す

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

旅の始まりはJR勝田駅から。ここから最初の目的地「国営ひたち海浜公園」へ移動します。茨城交通のバスを利用すれば、約15分で到着します。またひたちなか海浜鉄道でも行くことができ、約30分で着く終点の阿字ヶ浦(あじがうら)駅にて下車。そこからバスに乗って約10分でアクセスできます。

9:20 「国営ひたち海浜公園」で散策

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

最寄りの「海浜公園西口」バス停に到着したら、ここから花と緑の都市公園の散策が始まります。

四季を彩るお花畑を散策しよう!

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

園内は広大なため、散策するときは園内を周遊している「シーサイドトレイン」を利用するのがおすすめ。1枚600円(3歳以上)で1日乗車券を購入することができ、ネモフィラやコキアが咲く「みはらしエリア」や「砂丘エリア」まで歩かずに移動できます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

最初に立ち寄りたいのが、西口ゲートから歩いてすぐのところにある「たまごの森 フラワーガーデン」。毎年春になると、色とりどりのチューリップで彩られます。赤から黄色、白へと花びらが変化する「レーン・ハンデ・マーク」や白いチューリップ「白雪姫」など、約230品種26万本のチューリップが咲いています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

フラワーガーデンを散策したところで、海浜公園最大の見どころのひとつ「みはらしの丘」へ。春になると菜の花畑で彩られ、ネモフィラ畑を背景にきれいなお花畑の写真を撮影できますよ。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

坂道を上がると見えてくるのが、ネモフィラ畑。毎年4月中旬~5月中旬に見頃を迎え、丘一面が青く染まります。また8月中旬には華やかな大輪のヒマワリが咲くほか、10月中旬には赤色に紅葉したコキアで彩られます。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

みはらしの丘で美しいネモフィラを満喫したところで、季節限定で営業している売店に立ち寄りましょう。中でも「ネモフィラブルーソフト」は、ラムネを使ってネモフィラの明るい青色を再現。スッキリとした甘さを味わえます。トッピングされている特製のネモフィラクッキーと一緒に味わってみて。

公園内にある歴史的な建造物に寄り道しよう

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

海浜公園内には歴史的な建造物も残されています。みはらしエリアから少し歩いたところにある「奥の屋」は、ひたちなか市指定文化財の建物。元々は常陸大宮(ひたちおおみや)市にあった建物を海浜公園に移転しており、柱には幕末動乱期の傷跡が残っています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

また茨城県の指定文化財の建物「旧土肥家住宅(きゅうどいけじゅうたく)」にも注目。江戸時代の前期と中期に建てられた東日本では最も古い住宅のひとつで、囲炉裏や障子など、貴重な史料を見ることができます。

「プレジャーガーデン」でアトラクションを楽しもう!

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

お花畑だけでなく、海浜公園内には遊園地もあります。みはらしエリアから5分ほど歩くと、大草原が見えてきます。ここでは林間アスレチックやディスクゴルフコースなどのレジャーを楽しめます。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

ぴょんぴょん橋を渡ると見えてくるのが、「プレジャーガーデン」。1回600円(3歳以上)で乗車できる大観覧車「ブルーアイズ」では、ゴンドラから太平洋をはじめ、ネモフィラやヒマワリ、コキアといった花畑の景色を眺めることができます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またその他にも、写真の気球アトラクション「バルーンレース」(1回300円・3歳以上)や「空とぶブランコ」(1回・300円以上)など、25種類以上のアトラクションを楽しめますよ♪

「砂丘エリア」で太平洋の景色を眺めるのもおすすめ

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

アトラクションで絶叫を楽しむより公園内を散策したい方は、「砂丘エリア」で海浜環境を体感するのもおすすめ。西口エリアからシーサイドトレインに乗って約8分で到着します。砂丘ガーデンでは心地よい海風を感じながら太平洋の景色を楽しめるほか、ロックガーデンでは球根や多肉などの観葉植物を見ることができます。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

砂丘エリアであわせて立ち寄りたいのが、休憩施設「グラスハウス」。ガラス張りの休憩施設からは太平洋を一望することができ、散策の途中でひと息つきたい時におすすめです。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またカフェも併設しており、軽食やドリンクを味わえます。茨城の銘茶・さしま茶を使った「和紅茶」(税込550円)や、ネモフィラの色をイメージしたハーブティー「ネモフィラブルーティー」、さらに茨城名物・干し芋が入った「常陸野ほしいもドーナツ」(税込400円)といった茨城の食材が使われた飲食を楽しめます。

散策の思い出にお土産を買おう!

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

海浜公園を散策したところで記念にお土産を買いましょう。西口エリアから少し歩いたところにある「常陸野みやげ市場」では、茨城の特産品や雑貨などを買うことができます。ネモフィラを使ったキーホルダー(税込980円)やストラップ(税込650円)などの雑貨には、本物のネモフィラが使われており、大切な人へのプレゼントにおすすめです。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またお菓子も充実しており、べにはるかやたまゆたかを使った「天日ほしいも」(税込800円)や、ネモフィラの花びらが描かれた「ラングドシャ」、米粉と山芋を練りこんだ洋風まんじゅう「ネモフィラの風」(8個入り・税込800円)など、おすそ分けにピッタリなお土産が手に入ります。

「那珂湊おさかな市場」で絶品の海の幸を堪能しよう!

11:00 バスに乗って那珂湊駅へ

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

海浜公園を楽しんだところで次の目的地へ。茨城交通のバスに乗って那珂湊(なかみなと)駅へ移動しましょう。約17分で勝田駅に戻った後、再びバスに乗って約20分で到着します。

12:10 「那珂湊おさかな市場」で海の幸を使ったランチを堪能!

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

ランチは那珂湊駅から歩いて15分のところにある「那珂湊おさかな市場」へ。鮮度抜群の魚介類を使ったお店が軒を連ねており、絶品の海の幸を使ったグルメを堪能できるほか、お土産としてとれたて新鮮な魚介類も手に入ります。

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

お店は朝から夕方まで営業。金目鯛をはじめ、イサキやメバル、戻りガツオなど、那珂湊でとれた地魚をはじめ、千葉や長崎、静岡など、遠方から仕入れた魚介類も買えるので、ぜひチェックしてみて。

新鮮な魚介類を使った海鮮丼が味わえる人気店「海鮮処 海門」

【茨城】1日でひたちなか&大洗を満喫♪おすすめ散策モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

今回筆者が訪れたのは、市場内にある海鮮料理店「海鮮処 海門(かいせんどころ かいもん)」。那珂湊漁港から水揚げされた魚介類を使った丼や定食を味わうことができ、地元の方と観光客両方の人気を集めています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

おすすめの一品は「まかない丼」。まぐろやサーモン、カジキといった地魚をはじめ、ウニ、イクラ、ホタテなど、13もの旬のネタがたっぷりトッピングされています。オリジナルのたれをかけて味わってみましょう。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またご飯とあわせて旬の魚介類の刺身や天ぷらなどをいただくのもおすすめ。岩手県産の「生牡蠣」や生しらす、カニなどもあるので、ぜひご飯ものと一緒に試してみては。