車のガソリンにはハイオクとレギュラーがあります。ですが、その違いを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。そこで今回は、ハイオクとレギュラーの違いを解説するとともに、間違えて給油してしまった場合どうなるのかを紹介します。
ハイオクとレギュラーの違い1. 品質
ハイオクとレギュラーの違いは、オクタン価の違いです。オクタン価とは、運転時にエンジンから異音がしたり車が振動したりする「ノッキング現象」の起こりにくさを示したもの。
ハイオクとレギュラーを比較して、オクタン価が高いのはハイオクです。つまり、ハイオクのほうがノッキング現象を起こしにくくなります。
ハイオクとレギュラーの違い2. 価格
オクタン価の違いが、価格にもつながっています。ハイオクとレギュラーの価格差は1リットルあたり約10円。ハイオクのほうが価格は高いです。
ハイオクとレギュラーの違い3. 燃費
ハイオクとレギュラーでは燃費が違うと思っている人が多いですが、実はガソリンに大きな違いはありません。
燃費が違うのは車の性能が違うからです。ハイオク車のほうがエンジンにやさしいつくりなので、燃費が良くなっています。
誤給油したらどうなる?
ハイオクとレギュラーを入れ間違えてしまったらどうなるのでしょうか?以下の2つの場合を解説します。
ハイオク車にレギュラーを入れてしまった場合
レギュラーはハイオクよりもオクタン価が低いため、ハイオク車にレギュラーを入れてしまうとノッキング現象が起こりやすくなってしまいます。エンジンの故障につながる可能性が高くなるので、誤給油は避けましょう。
レギュラー車にハイオクを入れてしまった場合
レギュラー車にハイオクを入れても、レギュラーを入れたときと変わりはありません。ハイオクを入れたからといって効果が高くなることはなく、コスパが悪くなるだけ。レギュラー車には、やはりレギュラーガソリンが最適です。
ハイオクとレギュラーの違いを知って、正しい給油を
ハイオクとレギュラーの違いを知ると、大切なのは自分の車に合ったガソリンを選ぶことだとわかります。レギュラー車にはレギュラーを、ハイオク車にはハイオクを。正しい給油をして、車が長持ちするようにしてくださいね。
文・藤野こと(フリーライター)
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