公園の裏手を抜けて、もう一度車道へ
湘南の海岸は相模湾という、大きな湾の一部です。いくつか街中を流れる川とつながっています。その川をこえるために、一度車道にでます。
先ほどの案内図を使って説明すると、左下の黄色い円で示したところに「引地川」と書かれています。ここを越えなければならず、橋が車道にあるため、一旦公園を出て、車道を走ります。
しばらく走ると、車道の脇に細い道があらわれます。
この写真だけ、急に画像が荒いのですが、実はこれ、体に取り付けたアクションカメラで撮影した動画から切り抜いたものです。自転車はアクションカメラととても相性のいいアクティビティなので、ぜひぜひ写真だけではなく動画でも楽しみを残しておくのがおすすめです。
砂がいっぱい!これが湘南海岸サイクリングロードの醍醐味
さて、いよいよ湘南海岸サイクリングロードに入ってきました。もうここからは、ひたすらまっすぐ進むだけです。自転車は車道を車と一緒に走ることも多いのですが、正直、車は怖いのです。(車から見たら、自転車は邪魔だと感じるでしょうし・・・)サイクリングロードとして専用道があると、その恐怖がないので、純粋に自転車を楽しむことができます。日本に数あるサイクリングロードのうち、湘南海岸サイクリングロードの特徴といえば・・・
ズバリこれです。サイクリングロードの表面のほとんどが砂で覆われている!!さすが砂浜沿いに設けられた道です。この写真をご覧になって「えー」と思う方も多いでしょう。でも心配することなかれ、ゆっくり走れば滑ることはありません。ちなみに、地元の海沿いの人は「ビーチクルーザー」と呼ばれるタイヤの太い自転車に乗っている人も多くいます。
浜辺の歌の作詞場所
しばらく走ると、道路右側に「浜辺の歌」の作詞場所と書かれた案内板があります。浜辺の歌は教科書にも載っていたことがあるため、一度は聞いたことがある人も多いはず。作詞家の方が、この海岸をイメージして「浜辺の歌」を作詞したのでは?と言われており、ここにその記念として案内板が設置されています。
この案内板が設置されている地域にあるJR東海道線「辻堂駅」では、発車メロディーに浜辺の歌が採用されています。
辻堂海浜公園
こんどは、ちょっと小高いところに東屋のような屋根が見えます。
実はコレ、トイレです。湘南海岸サイクリングロードは一定間隔でトイレが設置されているよとお伝えしましたが、たぶんここが一番景色のいいトイレでしょう!このトイレは辻堂海浜公園にあります。
海沿いに大型の公園が造られているのも、自然豊かな地域というのがわかっていいですね。
駐輪場もあります
サイクリングロードというだけあって、ちょいちょい駐輪場もあります。少し自転車を止めて、海を眺めたりするのもいいですね。
こんな風に、江の島が見えたり
サーフィンを楽しむ人の姿が見えます。