お金を管理するには複数の口座を目的別に使い分けよう

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口座は1つだけあれば、お金の流れが見え管理がしやすいというメリットがあります。家計簿をつけるなど、しっかりお金の管理ができる人なら、無駄遣いをせず貯蓄していくこともできるでしょう。しかし、ついお金を使ってしまいがち……といった浪費家さんには向いてないとも言えます。

そうした人は、複数の大手都市銀行にそれぞれ1つずつ口座開設することを検討してみてください。複数の口座を持つことで、浪費家さんでも無理せず貯蓄できることでしょう。そして口座は、明確な使い分けをするために「生活費用」「貯蓄用」といったように、用途別で開設します。

生活費用の口座

「生活費用の口座」は、給与の振り込み、公共料金・携帯料金などの口座振替、家賃、食費など生活全般の支払いのための口座になります。生活費の口座は勤務先の近くにある銀行に作ると便利です。大手都市銀行ならばATMが多く設置してあるので、お昼休みにお金を引き出しに行くことが可能です。

貯蓄用の口座

「貯蓄用の口座」は緊急の出費が発生した場合を除き、基本的に出金することはありません。そのルールを厳守するように心がけてください。そして、月にいくら貯蓄するかその金額を決め、給料が支払われたら振り込むようにします。

なお、貯蓄にまわす金額は毎月の手取りの20%が理想と言われています。その金額を給料が支払われたら振り込み、残りのお金で生活をやりくりしましょう。なお、貯蓄用の口座は緊急時に引き出せるよう自宅の近くにある店舗に口座を作るのがいいでしょう。

銀行口座を使い分けて貯蓄上手に!

1つの銀行に同一名義人が複数の口座を持てない背景には、犯罪の温床となることを未然に防ぐ、銀行が管理コストを削減するといった意図があります。

しかし、複数の口座を持つことは貯蓄しやすいというメリットがあります。しっかり貯蓄していきたいと思う人は、用途に合わせて金融機関ごとに口座を開設しみてはいかがでしょうか。

提供・UpU

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