1日目は山中湖に花の都公園、忍野八海、北口本宮冨士浅間神社、新倉山浅間公園を訪れ、2日目は富士山パノラマロープウェイにオルゴールの森美術館、大石公園、西湖、富岳風穴、鳴沢氷穴などを巡る1泊2日の山梨旅行プランをご紹介します。
1日目午前：クルージングが人気の「山中湖」、花＆富士山のビュースポット「山中湖花の都公園」へ
1日目の早い時間に山梨まで移動してきたら、まず目指すのは富士五湖の1つで最も大きい「山中湖」。山中湖の景色やクルージングを楽しんだ後は、標高1,000mの高台にある花の名所「山中湖花の都公園」を訪れましょう。
湖畔から富士山を望める「山中湖」
「山中湖」は富士五湖の中で最も広い面積を誇り、日本で三番目の高さに位置する湖。湖畔からは富士山を眺められ、特に毎年10月中旬から2月末の日没時に見られる「ダイヤモンド富士」の景色が人気です。
また遊覧船「白鳥の湖」号で湖の周遊や、水陸両用バス「KABA」でもアトラクションのようなクルージングを楽しめます。
”水と花”のテーマパーク「山中湖花の都公園」
山中湖に続いて訪れる「山中湖花の都公園」は、標高1,000mの高原にある、30万㎡の敷地を有する公園。四季折々の花畑と富士山の絶景が楽しめると人気です。
例年4月下旬～5月上旬にはチューリップ、6月下旬～7月中旬ごろにはポピー、7月中旬～10月上旬には百日草、8月中旬～下旬にはひまわり、そして8月下旬～10月中旬にはコスモスと花のリレーがつづきます。
また園内にある「清流の里」は、「溶岩樹型地下観察体験ゾーン」や、落差10m、幅80mの雄大な「明神の滝」、熱帯植物が咲く「フローラルドームふらら」などの施設が揃う、”水と花”のテーマパークです。
1日目ランチ：「池本茶屋」で名水そばをいただこう
山中湖花の都公園の散策を終えたら、そろそろランチタイム。次の目的地である忍野八海に移動してお昼にしましょう。
忍野八海周辺には湧水を使って打ったおそばが自慢の蕎麦店が複数あるので、ランチはお蕎麦がおすすめです。
なかでも人気のお店が、忍野八海を代表する「湧池」のほとりにある「池本茶屋」。自家製粉の蕎麦粉と湧き水を使って打った二八蕎麦は喉越しがよく、評判の高さも納得の美味しさ。また身がふわふわに焼き上げられた岩魚の塩焼きも人気です。
1日目午後：人気名所「忍野八海」「北口本宮冨士浅間神社」「新倉山浅間公園」へ
池本茶屋でのランチを終えたら、そのまま「忍野八海」エリアの散策へ。その後は世界遺産の「北口本宮冨士浅間神社」を参拝し、富士山と五重塔の絶景が人気の「新倉山浅間公園」にも立ち寄ってみましょう。
8つの湧水池「忍野八海」
富士山の伏流水に水源を発する8つの湧水池の総称で、世界遺産「富士山」を構成する資産のひとつです。地底の溶岩が見えるほどに透明度の高い水で、神秘的な色合いは、思わず引き込まれてしまいそうな美しさ。
富士山を御神体とする「北口本宮冨士浅間神社」
忍野八海に続いて訪れる「北口本宮冨士浅間神社」は、1,900年以上の歴史を誇る神社で、世界遺産「富士山」を構成する資産のひとつ。富士山に登る前、富士講信者たちが無事に山頂に到着できるように参拝しています。
富士山に住む女神である木花開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）、彦火瓊々杵命、（ひこほのににぎのみこと）、大山祗神(おおやまづみのかみ)を祀り、縁結びや安産、家庭円満、交通安全などにご利益があります。
”これぞニッポン！”という風景が人気の「新倉山浅間公園」
北口本宮冨士浅間神社の次に訪れるのは、新倉山の中腹にある「新倉山浅間公園」。”これぞニッポン！”という絶景が楽しめる公園です。五重塔（忠霊塔）と富士山、そして春には桜、秋には紅葉と、まるで絵ハガキのような絶景を眺めることができます。
1日目夜：富士河口湖温泉郷に宿泊しよう
新倉山浅間公園の散策を終えたら、そろそろ1日目の宿へと移動しましょう。おすすめの宿泊地は富士河口湖温泉郷。河口湖周辺からはいくつかの源泉が湧き出ており、それらの源泉を総称して富士河口湖温泉郷と呼んでいます。
宿泊施設が集中しているのは、主に河口湖の南東エリア。富士山を目の前に望みながら温泉に浸かれる宿も複数あるので、希望や予算に応じて選んでみてくださいね。
