ジオラマパーク(2F)
2階に上がると、新宿から江ノ島や箱根までの小田急線沿線の風景や箱根登山鉄道、ロープウェイ、芦ノ湖などの箱根エリアが再現されたジオラマパークが広がっています。
このジオラマパーク内には、引退した電車と現役の電車合わせて10種のロマンスカーと5種の通勤電車が走っており、そのうちGSE7000形と呼ばれるロマンスカーと江ノ電(500形)は3分間100円で運転体験をする事ができます。
なお館内では、定期的にオリジナルソングに合わせてプロジェクションマッピングの演出が行われています。
キッズロマンスカーパーク(2F)
ジオラマパークの隣には、ロマンスカーをテーマにした子供向けの空間があります。壁に映し出された映像に手をかざすと線路ができ、そこに電車が走って街が生まれる「インスタラクティブアート‘電車とつくるまち’」や、ロマンスカーと家のペーパクラフトを作る「こうさくしつ」、ロマンスカーの特徴である運転席と展望室を模した遊び場やアスレチックなどがあります。
2021年4月現在、新型コロナ感染拡大防止の観点から「こうさくしつ」やアスレチックは中止されています。またロマンスカーの運転席と展望室を模した遊び場の中には、お弁当エリアとして持ち込んだお弁当も食べる事ができますが、こちらも中止となっています。
ロマンスカーシミュレーター(2F)
キッズロマンスカーパークには、500円の有料ですが、引退したロマンスカーLSE7000形の実際の運転台を利用した運転シミュレーターがあり、リアルな操作と2階の運転席からの風景を楽しむ事ができます。
シミュレーターで体験できるコースは、秦野~本厚木、本厚木~町田、成城学園前~新宿の3つ。難易度も3段階から選びます(体験時間は約15分)。
抽選方法
ロマンスカーの運転シミュレーターは2021年4月現在、抽選で当選した方のみが参加できます。抽選方法は、現地でチケットを購入する際に券売機で抽選引換券を発行し、それを入館時に抽選番号の書かれた抽選券と引き換えます。
当選の発表は、ロマンスカーギャラリーにて時間になると当選番号が貼り出され、当選した方は500円を支払って参加券をもらう仕組みになっています。当選者の数ですが、入場時間30分毎の抽選券に対して、当選番号は2つでしたので、かなりの狭き門のようです。筆者も残念ながら落選したため、シミュレーターを体験する事はできませんでした。
ステーションビューテラス(RF)
建物の屋上には、小田急線海老名駅を発着する電車を見られるステーションビューテラスがあります。ステーションビューテラスには、海老名駅を通過するロマンスカー5種の時刻表が表示されていますので、時間を合わせてテラスからロマンスカーを見てみましょう。
ミュージアムクラブハウス
ロマンスカーミュージアムには、海老名駅前の通りに面した場所にカフェ「ミュージアムクラブハウス」が併設されています。小田急線沿線の食材を取り入れたメニューや、ロマンスカーのシートサービスであった「走る喫茶室」の当時のメニューを再現した「クールケーキと日東紅茶のセット」が楽しめます。
通りに面した半テラスのような席や、海老名駅と駅を発着する電車を眺められる席などがあり、とても明るく開放的なカフェです。
こちらはロマンスカーミュージアムのチケットがない方も利用できるので、ロマンスカーミュージアムを楽しんだ方は勿論、海老名駅に遊びに来た方も是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
誰もが楽しめる常設展示館「ロマンスカーミュージアム」
小田急線は、箱根や江ノ島と言った有名な観光地へのアクセスとして利用される路線でもありますので、観光へのアクセスとして利用された方も多いかと思います。
ロマンスカーミュージアムは、そんな小田急線の歴史を学んだり、開業当時の車両や過去に一世を風靡した車両を見たり、実際に座ったりと気軽に体験する事ができる施設となっています。
ロマンスカーは勿論、小田急線にあまり縁のない方もロマンスカーだけでなく、観光や通勤の利便性を求めて発展した小田急線の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
提供:トリップノート
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