セクハラ・パワハラに頭を悩ませている女性が多いのも事実ですが、女性も男性と同じくして、なんでも発言しても大丈夫というわけではありません。男性に対しての"逆セクハラ"も実は横行しているのが事実。場合によっては、必要な措置が取られることもあるので注意を!
同性にもセクハラ発言
セクハラは女性が男性からへ受けるといったイメージが強くありますが、実は同性でも相手の意に反していればセクハラ・パワハラだとみなされることがあります。同じ女性なのだから大丈夫であろうと自覚なしに嫌な思いをさせている可能性が。
セクハラ発言とは一体何が対象になるのでしょうか? 自分は言っていないかチェックしていきましょう。
「なんで結婚しないの?」
既婚女性が独身女性に言ってしまうことが多い「結婚はまだ?」の話。
「特に予定は…」と伝えると「結婚した方が絶対に良いわよ。両親のためにも」と返された、という経験談を耳にしたこともあります。同性だから、つい踏み込んだ質問をしたいと思ってしまう気持ちもわからなくはありませんが、人のプライベートに余計な詮索はしないで。独身という選択肢もありますし、人それぞれ違う価値観を押し付けるべきではありません。
「子供は欲しくないの?」
結婚したからといって、必ずしも子どもを産むのが当たり前なわけではありません。もちろん悪意があってこその発言ではないと思いますが、家庭ごとの事情があることを理解しておきましょう。社内の人に話づらい内容だからこそ、深堀は禁物です。
男性同様で、ボディタッチや性的な発言も対象
胸を触る行為や体型についての話題、男性経験の詮索、性的な話などのいわゆる男性から女性で起こりやすいセクハラが、同性でも起こりうることなのだとか。お酒の入る席ではつい気軽に女友達と同じ感覚で話題を進めてしまいがちですが、実はこれに悩まされている人も多いのだそう。
率直に「プライベートなことなので、やめてください」と伝えましょう。放置すると、女性同士の会話はどんどん過激になっていくばかり。