筆者の実際のルートとかかった時間
畑倉ルート〜岩殿山山頂〜稚児落し〜浅利ルートで下山というコースで登山を行いました。
本来は駅から歩いて15分ほどの「強瀬(こわせ)ルート」が一般的なコースです。しかし筆者が登った2020年9月時点では、落石の影響によりこの登山道は通行禁止になっていました。
そのため、駅から徒歩30分ほどのところにある「畑倉ルート」登山口から登りました。岩殿山に行かれる際は、必ず以下のサイトで、事前に登山道の最新情報を確認してくださいね。
大月市観光協会HP
上記条件をふまえ、この日の筆者の所要時間は大月駅から「畑倉ルート」登山口までと、下山後の大月駅までの歩きもすべて含め、約6時間半でした。
コースの主な流れ
【1】「大月駅」出発
いったん岩殿山を登り始めると、途中でトイレはありません。大月駅または登山口までの途中にある「岩殿山ふれあいの館」のトイレに立ち寄ってから登山口へ向かった方がいいでしょう。ただ「岩殿山ふれあいの館」へは、脇道を10分ほど登ることになるので、時間をロスしたくない方は大月駅のトイレを最終にしたほうがいいかもしれません。
【2】「畑倉ルート」登山口
「畑倉ルート」登山口は、自動販売機とその前にあるバス停が目印です。森の中の気持ちのよい山道を登り始め、途中少し休憩しながら約1時間で山頂に到着です。そのまま見どころである「稚児落し」まで足を延ばしましょう。このあたりにはどうやらクマも出没するようなのでご注意を!
途中にはこんな鎖場もあり、ちょっとしたスリルが味わえますよ。
さらに林間コースでは急な下り斜面が何か所かあり、ロープを使って下りていきます。冒険気分でわくわくです!
【3】稚児落し
いよいよ最大の見どころ、「稚児落し」です♪すぐ足元にダイナミックに崖が切れ落ちており、かなりの迫力!
遠くの山々と大月の街を見ながらランチタイムにしましょう。ここには売店や茶屋はないので、食料はあらかじめ持参してくださいね。
【4】「浅利ルート」で下山
帰りは「浅利ルート」。どんどん下っていくとやがて舗装道路に出ます。道路沿いに40分ほど歩くと、ようやく大月駅まで戻ってきます。
岩殿山のおすすめポイント
岩殿山は切れ落ちた「稚児落し」あり、林間の気持ちのよいウォーキングあり、ちょっとした鎖場やロープありと、低山ながらもメリハリが楽しめる山。鎖場やロープ場も慎重に行けば、とくに難しい箇所はありません。
ただ駅から登山口までや、下山後の駅までの歩きも含めると、時間は意外とかかります。そういった意味でもなかなか歩きがいのある登山が楽しめるでしょう。
山に登る際に気をつけたいこと
今回ご紹介した山は、すべて標高1,000m未満の低い山です。しかし自然の中でのことなので、たとえ低山であっても何が起こるかはわかりません。
出かける際には事前にしっかりと下調べをし、山登りに必要な装備を準備しましょう。また山を思いきり楽しむためにも、できるだけ早めに登り始め、日没前には下山できるよう余裕をもって行動してくださいね。
まとめ
本記事でご紹介した山はどれも低山と呼ばれる山。でも行き帰りのコースを変えたり、縦走コースにしてみたり、あるいはメリハリのあるコースを選んだりすることで、しっかり山登りを楽しむことができます。どの山も電車でアクセスしやすい場所にあるので、ぜひ足を運んでみては?
提供・トリップノート
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