午後:人気寺社「建長寺」「明月院」「円覚寺」「銭洗弁財天」「鎌倉の大仏」「長谷寺」を巡ろう

小町通りでのランチの後は、引き続き人気の寺社を巡りましょう。

日本初の禅寺「建長寺」、“あじさい寺”として有名な「明月院」、山門や庭園が見どころの「円覚寺」、お金を洗って金運アップを願う「銭洗弁財天」、高徳院に鎮座する「鎌倉の大仏」、鎌倉でも有数の景勝地「長谷寺」の順にめぐると効率よく参拝が可能です。

なお、いずれも歩いて移動した場合の総移動距離は約7.5km、時間にして約1時間40分ほどみておきましょう。

「鎌倉五山」第一位の「建長寺」

鎌倉の大仏に鶴岡八幡宮も!王道スポットをめぐる鎌倉観光おすすめモデルコース
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

まず訪れる建長寺は、1253年に北条時頼が建てた日本初の禅寺。禅宗の寺院の格式をあらわす制度「五山の制」で、「鎌倉五山」第一位と格式高いお寺です。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

広い境内には心字池を中心とした美しい日本庭園もあり、この庭園と仏殿前のビャクシンの植栽をあわせて、「建長寺庭園」として国の史跡および名勝に指定されています。勝上献展望台からは天気がよければ富士山や伊豆大島をのぞめ、また建長寺の境内を俯瞰して眺めることも可能。

ちなみに“けんちん汁”は、一説によると建長寺の修行僧がつくっていた建長汁が起源であるとも言われています。

円窓からの景色も見どころの「明月院」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

建長寺に続いて訪れる「明月院」は、多くのあじさいスポットが存在する鎌倉でも有数のあじさい名所。通称”明月院ブルー”とよばれる、青色のアジサイが2,500株も咲き誇る姿は見応えあり、この時期は大変多くの観光客でにぎわいます。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

また本堂にある円窓(悟りの窓)も見どころの一つ。この円窓から見える奥庭園が、まるで絵画のように美しいと評判です。この奥庭園はハナショウブと紅葉の時期に特別公開されます。

多くの文学作品の舞台になった「円覚寺」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

明月院の次に訪れる「円覚寺」は、鎌倉五山第二位に列せられるお寺。鎌倉幕府八代執権の北条時宗が弘安5年(1282年)に創建した臨済宗・円覚寺派総本山です。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

円覚寺の象徴ともいえる荘厳な雰囲気の山門は、夏目漱石の『門』に描かれ、川端康成の『千羽鶴』では円覚寺の茶会が舞台となるなど、多くの文学作品の舞台になっています。

また仏殿後方に広がる、方丈の庭園も見応えがあります。妙香池(みょうこうち)という心字池を中心につくられており、周囲の自然林を含めて国の名勝に指定されています。

金運アップのパワースポット「銭洗弁財天 宇賀福神社」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

円覚寺の参拝を終えたら、続いて向かうのはお金を洗って金運アップを願うパワースポット「銭洗弁財天」。北条時頼が奥宮の霊水で銭を洗い、一族繁栄の祈願をしたのが始まりだと言われています。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

ザルにお金をいれて、柄杓で3杯ほど水をかけてお金を清めますが、洗ったお金が何倍にもなると言われているので、小銭だけでなくお札を洗うのもおすすめ。洗ったお金を有意義に使うことで金運がアップするのだそう。

さて、「銭洗い」には、いくつかの方法あります。無料のざるにお金を乗せ、水を掛けて銭を洗う簡単なものから、「100円の参拝キット(ロウソク、線香、ざる)」を使ってお参りするもの、さらには「100円の参拝キット」に加えて神様に卵をお供えするものまでありますよ。

国宝に指定されている「鎌倉の大仏」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

銭洗弁財天で金運アップを願った後は「高徳院」へ。鎌倉のシンボルと言える「鎌倉の大仏」が鎮座するお寺です。鎌倉の大仏は高さ11.3m、重さ12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

大仏の後方の脇に入り口があり、20円の拝観料を支払えば、「胎内拝観」といって大仏のなかに入ることも可能。胎内に照明はなく、背中にある窓から自然の光を取り入れています。

日本最大級の観音菩薩が祀られている「長谷寺」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

鎌倉の大仏が鎮座する高徳院から、徒歩8分ほどの場所にある「長谷寺」。観音堂に安置されているご本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mをほこる日本最大級の木彫仏で、そのスケールに感動を覚えることでしょう。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

また鎌倉でも有数の景勝地で、境内の「見晴台」からは長谷の街並みや相模湾を見渡せます。見晴台のそばには海を眺めながら食事が楽しめる食事処「海光庵」も。

そして長谷寺といえば、アジサイも忘れてはいけません。観音山の傾斜を利用した「眺望散策路」の周辺には40種類以上、約2,500株ものアジサイが群生しています。6月〜7月にかけてさまざまな色のアジサイが咲き誇り、この時期は入場制限がかかるほど多くの参拝客が訪れます。

おまけ:天気の良い日には「由比ヶ浜」で夕日を眺めよう

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

長谷寺の参拝を終えた後、天気が良い日であればぜひ立ち寄りたいスポットが「由比ヶ浜」。江ノ島方面に沈む夕日が眺められる、人気の夕日スポットです。穏やかな海を眺めながら、砂浜でのんびりと日の入りを待つ時間は最高ですよ。

提供:トリップノート



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