午前中は鶴岡八幡宮に報国寺を訪れ、小町通りでランチの後、午後は建長寺、明月院、円覚寺、銭洗弁財天、鎌倉の大仏、長谷寺を訪れる鎌倉日帰り観光モデルコースをご紹介!鎌倉を代表するスポットをめぐる、王道観光プランです。
午前:ご利益の多い「鶴岡八幡宮」、竹林が見どころの「報国寺」へ
午前中の早い時間に鎌倉までたどり着いたら、まず向かうのは夫婦円満・縁結び・安産のご利益に定評がある「鶴岡八幡宮」。続いて『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星評価を受けた「報国寺」を訪れましょう。
源頼朝ゆかりの「鶴岡八幡宮」
まず訪れる「鶴岡八幡宮」は鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社で、広い境内には本宮をはじめ、歴史をものがたる建造物が点在します。
本宮へつづく大石段をのぼれば、由比ガ浜の方まで鎌倉の街を一望。また本宮左手には、応永5年(1398年)建造と、鶴岡八幡宮で最も古い建造物である丸山稲荷社があります。本宮、並びに丸山稲荷社は国の重要文化財に指定されています。
鶴岡八幡宮のご利益は、勝負運、出世運、恋愛運、生命力アップ、健康運、安産など本当にさまざま。何かしらお願いがあるなら、鶴岡八幡宮に祈願しておけば間違いないんじゃないかというほどご利益の多い神社です。
しかしその中でも、日本史上最高の夫婦とまで言われたおしどり夫婦の源頼朝と北条政子が結ばれ眠る地として、夫婦円満・縁結び・安産のご利益には定評があります。
美しい竹林をのんびり眺めたい「報国寺」
鶴岡八幡宮に続いて訪れる「報国寺」は、本堂の裏手に素晴らしい竹林があることから、竹の寺として親しまれている寺院。1334年(建武1年)に、室町幕府の初代将軍・足利尊氏の祖父である足利家時によって創建されたと言われています。
ミシュランの観光版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星の評価を得たこと、そして美しい竹林に日本らしい情緒を感じられるとあって、近年は海外からも多くの観光客が訪れます。
25mほどの高さの竹が約1,000本生えている竹庭を見学するには、拝観料が必要となりますが、一見の価値あり!喫茶スペース「休耕庵」からは、美しい竹林をながめながらお抹茶(別途有料)をいただけます。
ランチ:「小町通り」で鎌倉グルメを楽しもう!
報国寺の参拝を終えた後は、鎌倉を訪れたならはずせないスポット「小町通り」へ。鎌倉駅の東口を出て左手にのびるストリートで、ランチにぴったりな飲食店が多数あるのでお昼はこちらでいただきましょう。
またロール型のいなり寿司「はんなりいなり」や、SNS映えすると評判のさくらの夢見屋の「4色団子」など食べ歩きグルメも充実しているので、気になるグルメをいろいろと試してみるのもおすすめです。