【4】カジュアルな接待が魅力「セークレッド・グラウンズ」
ママロホアハイウェイからすぐの場所にあり、アクセスに便利なのが「Sacred Grounds(セークレッド・グラウンズ)」。
ここは5エーカーの土地に、コーヒーだけでなくマカデミア・ナッツや多種類のフルーツを栽培している農園です。またウェルカムセンター内には、カフェだけでなくオーナーが手がける陶器なども販売しています。
無料農園ツアーは非常にカジュアルで、カフェ内で働いているスタッフが「行く?」と気軽に連れ出してくれるスタイル。籠とフルーツを収穫する長い棒を持たされ、農園内に実っているカカオやノニ・アビューなどのトロピカルフルーツを惜しげもなくどんどん籠の中に入れてくれます。
コーヒーのほかにも、マカデミアナッツやチョコレートの加工も行っており、その作業所の見学もできます。ツアーが終わると、収穫したフルーツを切り分けてその場で振る舞ってもらえます。自分で収穫した新鮮なトロピカルフルーツを味わえるという、他のコーヒー園では味わえない体験ができます。
収穫した作物は全て農園内で手作りで加工され、ウェルカムセンター内で販売されています。特に焙煎豆をブレンドしたコナコーヒーは、1ポンド(453g)USD20≒2,161円と非常にお手頃価格なのも◎!
ここで販売される品物は季節によって変わり、特に収穫したカカオから作るチョコレートが人気ですぐに売り切れてしまうそう。食べ切れなかったフルーツはそのままお土産として渡してくれるなど、型にはまらないフレンドリーな接客を楽しめます。
【5】見晴らし抜群の立地条件「ベイ・ビューコーヒー」
ママロホアハイウェイ沿いではなく、南に走るペインテッドチャーチロード沿いにあるのが「Bay View(ベイビュー)コーヒー園」。道路から入ってすぐの場所に見晴らしの良いウェルカムセンターがありその脇に駐車場があります。
センター内の大半はギフトショップで、奥のラナイからは眼下に広がる海を望む見晴らしの良い景色を楽しめます。
2021年春の段階では無料ツアーの時間帯は決まっておらず、センター内のスタッフが気軽に応じてくれます。25エーカーという広い農園内はもちろん、焙煎所や加工工場・保管所まで見学が可能です。
ギフトショップでは、焙煎豆のほかにハワイ伝統のハーブティー「ママキ茶」や雑貨なども取り扱っています。わりかし大きめの農園なので、ギフトショップが充実しているのも魅力。
収穫から加工・焙煎に至るまで見学は少人数で非常にアットホーム。コーヒー園が連なるメイン通り「ママロホアハイウェイ」から少しだけ離れているため、意外と観光客が少ないのもおすすめポイントと言えます。
【6】クラフトコーヒーを楽しめる「ハワイアン・マナ」
ママロホアハイウェイからすぐに上がった坂道の右手にあるのが「Hawaiian Mana(ハワイアン・マナ)」。2021年4月現在はコロナ禍の影響でツアーを行っていませんが、オーダーした分だけ焙煎して貰えるクラフトコーヒーを販売しています。
7エーカーの広さの農園では、昔から続く土壌を大切にし、農薬や化学肥料を一切使わずコーヒー豆を栽培しています。オーナーの方はなんと日本人で、日本語での対応も可能です。
焙煎は2ポンド対応の小型のエアポップの機械が使われ、オーダー毎に丁寧に焙煎してもらえます。焙煎具合など細かな要望も日本語で相談できますよ。
2022年には農園ツアーを再開する予定なのだそう。昔ながらの製法を大切にコーヒー作りを行うコーヒー園、そんなユニークなファームを日本語で見学という貴重な体験は見逃せません!
【7】知る人ぞ知るカウ地区のコーヒーも!「カウ・コーヒーミル」
コナコーストの南、ハワイ島南部にあるカウ地区で栽培されるのが「カウ・コーヒー」。コナコーヒーほどの産出量がなくまだ知名度も低いコーヒーの産地ですが、ハワイ島でぜひ試してみたいコーヒーです。そんなカウコーヒーを手軽に体験できるのが「Ka'u Coffee Mill(カウコーヒー・ミル)」。観光名所のサウスポイントやブラックサンドビーチの観光途中に立ち寄るのにぴったりの立地が魅力です。
コナコーヒーとはまた違った土壌で作られるカウコーヒー。ウェルカムセンターは100エーカーあるコーヒー園の脇にあり、カフェと焙煎所・ギフトショップが併設されています。ギフトショップは意外と広く、多種類の焙煎豆から選ぶことができますよ。入って左側にカフェ・カウンター、その奥に焙煎所が併設されています。
カフェでコーヒーをオーダーできるのはもちろん、カウンターには複数のサンプルが置いてあり、収穫後のコーヒーチェリーを果肉のまま乾燥させた「ナチュラル製法」、半分残した「セミウォッシュド製法」、洗い流した「ウォッシュド製法」と3種類の加工方法が使われたコーヒーなどを試飲できます。焙煎所はガラス張りで、時間が合えば館内から焙煎の様子も見学できますよ。
2021年現在はコロナ禍の影響により、農園ツアーは一時お休み中ですが、こちらから近況のチェックが可能です。カウコーヒーを実際に体験するスポットしてぜひおすすめです。
最後に
ハワイ島では身近なコーヒー園。気になる園を訪れることで、それぞれのこだわりを学んだり、そのコーヒー園ならではの味を楽しめます。ハワイ島滞在中にぜひ、コーヒー園巡りも観光プランに取り入れてみてくださいね♪
提供:トリップノート
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