2日目:石垣島から船で行く離島ツアーに参加しよう
2日目は石垣島の周辺離島に足を運んでみましょう。複数のツアー会社が離島めぐりのツアーを催行しているので、参加すれば無理なく複数の離島を巡れます。
半日のツアーもありますが、丸1日時間をとれば、西表島・由布島・竹富島の3島をめぐるツアーや、あるいは西表島・由布島・竹富島・小浜島の4島をめぐるツアーにも参加できますよ。
それぞれの島と島の見どころを以下に紹介しますので、いずれか希望のツアーに申し込んでみてくださいね。
亜熱帯の森に覆われている「西表島」
西表島は周囲が約130kmあり、沖縄県では沖縄本島につぐ2番目に大きい島。島の約90%が亜熱帯の森に覆われ、イリオモテヤマネコをはじめとする島固有の生き物が多く生息しています。島のほとんどが手付かずの大自然で、1972年には島全体が国立公園に指定されました。
石垣島からは、上原港と大原港の2つの港へフェリーがつながっており、約40〜50分で訪れる事が出来ます。
西表島を代表する観光名所のひとつが「仲間川のマングローブ」です。日本のマングローブの約4分の1の面積を占める大きさで、クルーズで気軽に見学できます。
水牛車に乗って訪れる「亜熱帯植物楽園 由布島」
由布島は西表島と浅瀬をはさんだところにあり、西表島から水牛車に乗って移動します。約15分かけてのんびりと進む水牛車に揺られての移動も、南国らしいひとときですね。
由布島は周囲約2kmの小さな島で、1周ゆっくり歩いても1時間30分ほど。島全体が亜熱帯植物に囲まれた植物園になっており、レストランや売店もあります。
昔ながらの沖縄民家が残る「竹富島」
石垣島の海上約6kmの場所にある、石垣島から最も近い周囲約9kmほどの島です。美しい夕日が見られることでも有名な、フォトジェニックな「西桟橋」や、赤瓦の屋根にシーサーという昔ながらの沖縄の民家が残る「竹富島集落」などの見所があります。
竹富島で外せないアクティビティが、赤瓦屋根の集落をのんびりと巡る水牛車です。ガイドさんの解説と、おじぃが三味線で弾き語る民謡で、ゆったりとした島時間を楽しめます。
『ちゅらさん』の舞台になった「小浜島」
サトウキビ畑が広がるのどかな風景に癒される「小浜島」。八重山諸島の真ん中に浮かぶ周囲約17kmの島で、NHK連続ドラマ『ちゅらさん』の舞台になったことで一躍有名になりました。
島唯一の山「大岳(うふだき)」は標高99m。頂上にある展望台からは360°広がる大パノラマを見渡すことができます。
2日目夜:オーシャンビューのリゾートホテルに宿泊しよう
1日離島ツアーを満喫したら、そろそろ2日目のホテルへ。1日目は街中のホテルに宿泊したので、2日目は部屋から海が見られるリゾートホテルに泊まってみるのもおすすめです。
石垣島で人気のリゾートホテルといえば、目の前にマエサトビーチが広がる「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」や、ロビーから小浜島・竹富島・西表島の3島を眺められる「石垣リゾートグランヴィリオホテル」、天然ロングビーチであるフサキビーチ沿いに建つ「フサキリゾートヴィレッジ」など。
いずれのホテルも離島巡りの発着地点となる「石垣港離島ターミナル」から近いので、移動時間もさほどかかりません。