皆さんこんにちは、スイーツをこよなく愛するムッシュサトウです。梅雨が深まる今日も、昼下がりは半袖で事足りてしまうような暖かな日が続いています。
今回は、これからの季節にうれしいアイスクリームも販売する実力派のお店『Patisserie JUN UJITA(パティスリー ジュン ウジタ)』にお邪魔しました!
それでは早速、私のお気に入りスイーツを紹介したいと思います。
パリパリのパータフィロ生地が特徴的な絶品モンブラン
まずご紹介するのがこちらのモンブラン。トウモロコシの粉と小麦粉で作った薄い生地「パータフィロ」でタルト生地が包まれています。その上にはフランス産の栗を使用したほんのり洋酒が香るなめらかマロンクリームと無糖の生クリームが層になっています。
その中には栗がゴロッと!ボリュームがありながら、生地が軽いのでもペロリと食べ終えてしまいました。
濃厚ピスタチオクリームに爽やかなフランボワーズを添えて。「ピスターシュフランボワーズ」
こちらのケーキは緑鮮やかな濃厚ピスタチオムースの中に酸味の心地よいフランボワーズのコンフィチュールをたっぷりと。かわいらしく飾られた果実の爽やかさが噛むごとに口の中で弾けます。まわりのさくさくのメレンゲが食感のアクセント。お店の看板的商品です。
クリームチーズとメイプルシロップのタルト「フロマージュエラーブル」
このタルトはツヤツヤで美しいクリームチーズの白が映える、珍しい味わい。美しい絞りが印象的なクリームチーズにメイプルシロップ、クレームフェッテが配合されたトロっとしたクリーミーなムースに、バターの香りが口中に広がるザクザクのタルト生地の組み合わせが絶品。厚焼きされたタルトも香ばしく、豊富なラインナップで展開されている焼き菓子もおいしいこと間違いなし。
紅茶とのマリアージュが計算された「シュークリーム」
どこのパティスリーにもある定番なシュークリームも『ジュン ウジタ』の手にかかれば他とは一線を画すものに。シュー生地を焼く前の絞り金に特徴があり、焼き上がりもすこしユニークな見た目になっています。
しっかりと焼かれた生地は食べ応えがありつつもしっとりとしており、中のディプロマットクリームは濃厚でキルシュの香りが特徴的。紅茶とのマリアージュが光る計算された味わいです。
バジルを使った爽やかなシャーベットにも注目
これからの季節にうれしいのがアイスクリーム。パリのパティスリーでも夏にはアイスクリームを提供するお店がたくさんあります。
この日選んだのは、「いちごのアイスクリーム」と「レモンとバジルのシャーベット」。いちごがふんだんに使われ、舌ざわりがなめらかないちごのアイスクリームのおいしさはもちろん、シャキッと爽やかな酸味にバジルの夏らしい風味を加えたシャーベットも注目です。
私の中では、「ハーブ使いが上手なパティスリーは、総じて信頼がおける」という持論があります。パリで食べたお気に入りのアイスクリーム屋さんを思い出しました。ハーブを使ったスイーツは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、一度トライしてみてはいかがでしょうか?
味からも外観からも、パリの空気を感じる『ジュン ウジタ』
焼き菓子も忘れてはいけないお店の人気商品です。豊富な焼き菓子の数々は、手土産などにも重宝しますよ。一度お店を訪問したら、帰る頃には両手いっぱいのお菓子を持ち帰らずにはいられないでしょう。
目黒区碑文谷の閑静なエリアにある実力派のお店『ジュン ウジタ』は、パリの小道にひっそりと佇むお店のような外観。1席ながらテラス席も設けられており、店内で購入したアイスクリームなどをさくっと食べることも可能です。
銀座の『ピエス・モンテ』やパリの『サダハル・アオキ』などで腕を振るってきた宇治田潤氏が2011年にオープンした『ジュン ウジタ』。地元の人にから愛され、そして2021年の『サロン・デュ・ショコラ』にも出展したことをきっかけに、さらに人気を集めています。
旅行ができず寂しい昨今ですが、パリの味を堪能するには十分な素敵なお店でした。
■お店情報
名前:パティスリー ジュン ウジタ
住所:〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4丁目6−6
営業時間:10:30〜18:00
定休日:月曜日、火曜日
※最新情報はお店のHPやSNSをご確認ください。
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