女性が結婚相手に求める条件は、一昔前なら「3高(高身長・高学歴・高収入)」といいましたが、イマドキは暴力、借金、浮気をしない「3NO」なんて言葉も生まれ、随分とハードルが低くなっているといいます。

イケメン彼氏が“元カノのSNS”を毎日監視!やがて、まさかの結末が… 結城 コメント
(画像=『女子SPA!』より引用)

ダメ男の代名詞ともいえる「3NO」ですが、なかには一見イイように見えても実はダメ男だった……というケースもありますよね。今回はそんな「隠れダメ男と付き合っちゃいました……」という都内在住の相川ミズキさん(仮名・27歳)に話を聞きました。

 友人からはよく「男を見る目がない」と揶揄されると話すミズキさん。そんなミズキさんが1年前に別れた元カレのリョウさん(仮名・26歳)を振り返ります。

韓流アイドル風のカレは、元カノの悪口ばかり

「リョウは見た目はイマ風の韓流アイドルみたいなルックスだけど、チャラくなさそうというのが最初の印象でした。出会いは2年前、彼がアルバイトをしていたダイニングバーでした。バーテンなのにお客さんの女の子とほとんど喋らず、いつも黙々と仕事をしているところが印象的で、私から連絡先を聞きました。

 その後、私の猛アタックで交際が始まったのですが、親しくなっていくうちに彼が女の子が苦手だということが分かったんです。それはリョウの元カノが原因だったようで、リョウいわく『元カノは最低の女だ』と言っていました」

 それから、幾度となく元カノの悪口を言っていたリョウさん。普通なら元カノの悪口ばかりいう男は嫌だと思いそうですが、ミズキさんはむしろ嬉しく感じていたといいます。

「最初は『どうなのかな』と思ったのですが、他の女の子に話しかけられてもまったく愛想を振りまかないリョウを見て、優越感を感じていたんですよね。私以外にまったく興味を示さないっのて、彼女としては嬉しいじゃないですか。

 だから、女嫌いになった元凶である元カノにも『リョウを振ってくれてありがとう、女性不信にしてくれてありがとう!』とすら思っていました(笑)。いま思うと、私もかなり盲目になっていたんだと思います」

元カノに粘着し、SNSを監視

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(画像=『女子SPA!』より引用)

日ごとにエスカレートする、リョウさんの元カノへの愚痴。そして、ついに彼はこんな行動に出ます。

「リョウが元カノのSNSを探して毎日のように監視するようになったんです。『何のためにそこまでするの?』と思ったのですが、『元カノが俺より幸せになるのが許せないから』と言っていました。

 さすがにそこまで行くと私も少し怖くなってきちゃって……。でも、やめろとも言えませんでした。ただ、元カノをストーカーしたり、何か嫌がらせしなければいいけど、と思って常に見張っていましたね」

 リョウさんはSNSでコメントをしたり元カノに絡むというわけでもなく、ただ写真を見て愚痴を言っていました。ミズキさんは「それくらいならいいか」と黙って見守りましたが、あるとき、彼に変化が訪れます。

「元カノのSNSを見出してから数か月ほど経ったころ、リョウが元カノの話を一切口にしなくなったんです。私としては、『やっと粘着しなくなった』と嬉しくなりました。ところが、それからしばらくして『別れてほしい』と言われたんです!

 納得がいかなくて何度も理由を聞いたけど、『仕事が忙しくなってあまり会えなくなるから』としか言ってくれませんでした。一方的に振られたので、しばらくは何をする気にもなれなくて、家で引きこもっていましたね……」