世界には、様々な文化、生活習慣などが存在しています。皆さんも海外に行かれたときに、文化の違いや生活習慣の違いなどで驚いたことがあるのではないでしょうか。今回は、筆者がCA時代、実際に経験した海外の仰天エピソードを3つご紹介いたします。
緑茶が甘い!?シンガポール
日本では、ペットボトル入りの緑茶をおにぎりなどの食事と一緒に飲むことも多いですよね。シンガポールでは、その緑茶に砂糖が入っていることがほとんどで、とっても甘いのです。日本人の感覚ではありえないことかもしれません。
CAになりたての頃の話です。シンガポールステイの際にコンビニで緑茶を購入し、日本の緑茶の感覚で飲み、とても驚いた経験があります。砂糖が入っていると知らずに飲むと、イメージと違う緑茶の味に驚き、「なにこれ!?」と思わず吐き出したくなるかもしれませんので、みなさんも気を付けてくださいね。
ジュースなどではなく、無糖のものでさっぱりしたいときには、「non sugar」や「無糖」と書かれた緑茶を選ぶことをおすすめします。
スーパーでバナナを房からちぎって買っていく!アメリカ
アメリカでは、野菜や果物が量り売りされているスーパーが多くあります。そのため、お客さんが房のまま売り場に置いてあるバナナから、必要な本数だけちぎってカゴに入れている場面に出くわすことがあります。
日本で生まれ育った方がその光景を目にすると、「え!勝手にちぎっていいの?」と驚かれるかもしれません。そのようなスーパーでは、値段が書かれた札にLBやEAと書かれています。$1.99/LBだったら、1ポンド当たり$1.99、$1.99/EAだったら、EAは「each」の意味ですので1個当たり$1.99という意味です。
アメリカに移住や留学をされる方はもちろん、観光の際にもコンドミニアムを利用される際には、スーパーで野菜や果物を買われると思います。LB、EAの意味を知っていると、周りの方の行動に驚くことなく、自分で欲しい量だけ落ち着いてお買い物することができますね。
現在世界では食品ロスの削減が叫ばれていますが、日本では量り売りシステムを採用しているスーパーは多くはない印象があります。一人暮らしのお年寄りなどは、数本まとめて包装された野菜や果物を買っても、使いきれずに無駄にしてしまうということもあるようです。
家族構成によって、食材の必要な量は変わってきますので、アメリカのような量り売りのシステムは食品ロス問題を解決するためにも、有効なシステムなのではないかと筆者は考えています。