ドライフルーツダイエットというダイエット方法をご存知ですか?ドライフルーツダイエットは、ドライフルーツを間食や食事に取り入れるだけの、とてもシンプルなダイエット法です。ダイエットするとき「間食は太る原因」と思っていませんか?しかし、必ずしもそうとは限りません。美肌でスタイル抜群の美女達は「間食上手」な人達です。そしてドライフルーツは間食に最適な食べ物なのです。今回は、ドライフルーツのダイエット効果や美肌効果、おすすめの食べ物をご紹介します。

あの美女達はもう実践中!?ドライフルーツは知る人ぞ知る「魔法の美容食」

「世界一の美女になるダイエット」等の著書でも知られる、ミス・ユニバース・ジャパンの栄養コンサルタントの経験を持つあのエリカ・アンギャルさんも、間食にドライフルーツをおすすめしています。ドライフルーツがダイエットによいと言われる理由は、一体どこにあるのでしょうか。

ドライフルーツがダイエットに良いと言われるの理由として、まず手軽に手に入り、調理しなくても食べる事が出来る食品であることが挙げられます。そしてドライフルーツは、マンゴーやバナナ、パイナップル等、種類も豊富で飽きる事がなく、続けやすいというメリットがあります。さらにドライフルーツには、ダイエットや美肌効果が期待できる栄養素が豊富に含まれているため、ドライフルーツは美女達が好んで食べる魔法の美容食なのです。

カロリーは高い?低い?ドライフルーツは摂り方次第では太る原因にも。

ダイエット中、気になるのはカロリーですよね。しかし、一口にドライフルーツのカロリーと言っても、その種類は様々です。例えばいちじくが100g当たり271kcalなのに対し、メロンが375kcal、レーズンが315kcalと、フルーツの種類によってカロリーはまちまちです。また、例えば生のいちじくは1度にせいぜい2つ食べるのが限界ですが、ドライフルーツは小さく、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。いくら身体に良いとはいえ、食べ過ぎてはカロリーオーバーになってしまい、太る原因になってしまうでしょう。

また、ドライフルーツは砂糖やオイル、シロップ等で加工されている商品も少なくありません。そのような加工されたドライフルーツもまた、太る原因になります。さらには美肌を損なう原因にも。ドライフルーツダイエットで美しくなる為には、無添加のものを選ぶことをおすすめします。

ドライフルーツの栄養素はダイエットに効果的?美肌効果も?

果物にはミネラルやビタミンが豊富に含まれています。ミネラルやビタミンは、老化の原因となる活性酸素を撃退する抗酸化作用があり、美肌効果も期待できるため、果物は毎日でもとりたい食材です。例えば、いちじくには食物繊維や鉄分、カリウムが豊富に含まれていて、便秘解消や浮腫みに効果的です。デーツに含まれるビタミンB1やB6、B2には、代謝を促進・サポートする働きがあります。他にも、フルーツには美と健康には欠かせない栄養素が豊富に含まれています。美しさを意識して、綺麗に痩せたいと考えるなら、果物はダイエットにとてもおすすめです。

とはいえ、果物の皮をむいたり、洗ったり、切ったりは面倒ですよね。また果物の種類によっては値段も馬鹿にできません。毎日果物を食べるというのは、なかなか簡単ではないのです。

その点、ドライフルーツは、皮をむく手間もなく、食事の邪魔もしません。持ち歩く事もできます。また、何よりも、同時に色々な種類のフルーツを摂取する事が可能なのです。また、多くのフルーツは、皮にも栄養素が豊富に含まれています。皮ごと食べることを躊躇してしまうフルーツも、ドライフルーツにすると、気にする事なく丸ごと頂くことが可能です。そこも、ドライフルーツダイエットをおすすめする理由の一つです。

ドライフルーツの糖質は?

ドライフルーツにはどれくらいの糖質が含まれているのでしょうか?ドライフルーツは天然のフルーツを乾燥させたヘルシーな食べ物で、ほんのり甘みもあり栄養も豊富。何かと制限の多いダイエット中には活用したい食べ物です。しかし、ダイエット中には糖質量の多い食べ物はできれば避けたいところです。ここではドライフルーツに含まれる糖質量がどの程度あるのかを紹介しています。参考にしてダイエット中のドライフルーツ選びに役立ててみてくださいね。

ドライフルーツダイエットで気になる種類別の糖質

ドライフルーツダイエットでカロリーと同じくらい気にしなくてはいけない糖質量。ドライフルーツの種類別の糖質量を調べてみました。全てドライフルーツ100gあたりの糖質量です。

【ドライフルーツ糖質量一覧(100gあたり)】

  • ココナッツ 48.5g
  • あんず 55.5g 
  • プルーン 61.6g
  • いちじく 66.0g
  • キウイ 67.7 g
  • さくらんぼ 68.3 g
  • クランベリー 69.0 g
  • りんご 72.0 g
  • ブルーベリー 74.2 g
  • バナナ 74.3 g
  • いちご 74.5 g
  • なつめ 76.8 g
  • マンゴー 81.3 g
  • レーズン 83.4g
  • パイナップル 85.3 g
  • メロン 85.9 g ドライフルーツに含まれている糖質量を見てみると、最も糖質量が少ないのがココナッツ、最も糖質量が多いのがメロンです。ただ、ココナッツやメロンのドライフルーツはあまりスーパーなどの量販店では見かけないレアなドライフルーツです。ドライフルーツダイエットで利用しにくい種類だと言えます。もっとポピュラーでスーパー等でも購入しやすいドライフルーツダイエットに活用しやすい種類のはあんずやプルーン、いちじくが比較的糖質量が少なめな種類といえそうです。レーズンは入手しやすいドライフルーツですが、糖質量が83.4gと多めになります。ドライフルーツダイエットで選ぶドライフルーツの種類で迷ったら、あんずやプルーン、いちじくを選んでおけば安心です。

    ドライフルーツは糖質制限ダイエット中のおやつで食べてもOK?

    ドライフルーツは糖質制限中のおやつとしては糖質が高いですが、食べる量を少なくすれば問題なく食べられます。例えばドライフルーツの中でも糖質が低いあんずは1個あたり8gほどなので、糖質は4.5gほどになります。ドライフルーツには糖質として果糖が含まれていますが、果糖は糖質の中で最も血糖値が急上昇しにくい糖分だと言われています。自然由来のほんのりとした甘みを楽しめ、食べたという満足感もありますから、ドライフルーツは糖質制限中のおやつとしてはおすすめの食べ物だと言えます。

    ただ、ドライフルーツの中には砂糖が添加されたものもあります。砂糖が添加されたドライフルーツは果糖以外の糖分が加わっていますから血糖値が上昇しやすくなり糖質制限中には向きません。糖質制限中のおやつとしてドライフルーツを食べるなら、「砂糖不使用/無添加」のものを選ぶようにしましょう。ドライフルーツに砂糖が添加されているかどうかは、パッケージの成分表示欄で確認できますし、「砂糖不使用/無添加」と書かれていることが多いのでチェックしてみてくださいね。