海外旅行は若い人向けだけでなく、シニア向けのプランも人気となっています。海外旅行の準備や出発前の心構えは年齢に関係なく重要ですが、シニアが海外を旅行する場合は持ち物にも気を配りましょう。
シニアが海外旅行に持っていくべきグッズ、あると便利なグッズ、安心なグッズをご紹介します。
シニアが海外旅行に持っていくべきものは?
必須アイテム
海外旅行の必須アイテムは、パスポートです。パスポートがないと出国できません。初めて海外旅行を経験するシニアの方は、パスポートの申請から始めることになります。わからない場合は旅行会社でも代行してくれますが、代行手数料がかかります。家族や親戚に聞くか一緒に行ってもらえばいい経験になるでしょう。航空券はパスポートにはさみ常に携帯してください。
クレジットカード
お金は日本円を空港や現地の両替所で両替できるので、必要な分を用意しましょう。ただし外国ではスリや強盗に遭うリスクがあるため、多額の現金を持ち歩くのはあまりおすすめできません。現金ではなくクレジットカードがおすすめです。
クレジットカードは海外でも使えるブランドのものを持っておくと安心です。既にクレジットカードを持っている方でも、海外で使えるかどうか確認しておくといいでしょう。使えるならそのまま持っていれば支払いはクレジットカードでできますし、万一盗まれたり失くしたりしても、カードを止めれば悪用されることもありません。
現金は失ったらほぼ戻ってきませんが、クレジットカードなら再発行できます。シニアの海外旅行にはクレジットカードを持っていくといいでしょう。
衣類と衣類用圧縮袋
衣類は現地で調達することもできますが、シニア向けの店が見つからない場合に備えて、少し多めに持って行くと安心です。ただしかさばるものは邪魔になるので、衣類用の圧縮袋を使うといいでしょう。汚れ物や洗濯物も入れておけるので、衣類用圧縮袋は重宝します。
処方薬と常備薬
持病があり処方薬を必要とするなら、海外旅行に行ってもいいかどうか医師に確認することをおすすめします。問題がないようでも飲まなければいけない薬があるなら、海外旅行に間に合うよう処方してもらえるかの確認が必要です。常備薬が海外でも売っているとは限らないので、念の為持っておくといいでしょう。
シニアの海外旅行を快適にするグッズ
ネックピロー
機内で眠るときは首が痛くなるので、ネックピローがあると便利です。眠るとき以外にも首に巻いておくと楽なので、ネックピローは持っておくといいでしょう。
ネックピローにもいろいろな種類がありますが、空気を入れて使うタイプは使わないときはコンパクトに収納できるので、手荷物の中に入れておいても邪魔になりません。
空気を入れるときは口で息を吹き込むものより、ポンプ付きのものを選ぶといいでしょう。ボタンを押すだけで自動で空気を注入できるタイプは衛生的に使えておすすめです。
フットレスト
ビジネスクラスやファーストクラスを利用できるなら、シート間が広くゆったりとしているので快適な空の旅ができますが、エコノミークラスだとそうもいきません。機内で快適に過ごせるよう、フットレストを持っていくことをおすすめします。
空気を注入して膨らませて使うタイプや、折りたためるタイプなど種類やサイズも色々ありますので、使いやすいものを選んでください。
スリッパ・むくみ解消ソックス
機内ではずっと座っているので、足がむくみやすくなります。機内では靴を脱ぎスリッパに履き替えておくといいでしょう。足を伸ばせないときには足のむくみを解消するためのソックスもあると便利です。
腰枕
長時間のフライトになると腰が痛くなる可能性があります。ネックピローがあると首は楽ですが、背中や腰にはあまり効果が期待できません。腰枕を使えば腰や背中にかかる負担を分散できるので長時間のフライトも快適に過ごせるでしょう。
空気を入れて使うタイプなら携帯にも便利です。トラベルグッズを扱うお店や、空港の売店などでも扱っているので探してみてください。
アイマスクと耳栓
機内で眠るときはアイマスクをするといいでしょう。アイマスクと一緒に耳栓を用意しておくと、物音や明かりが気にならいのでセットでの使用をおすすめします。
ブックライト
機内で本を読みたいというときは、ブックライトがあると便利です。機内では消灯後も各シートにスポットライトがありますが、隣に他人が座っているとライトを付けにくいという可能性があります。
ブックライトもいろいろな種類がありますが、本にはさんで栞のように使えるタイプは自分の所だけを照らせるので隣の人にも迷惑をかけずに使えて便利です。