履歴書は自分のカタログ。書類が通らなければ土俵には上がれない、自分のやりたいことや考えをただ伝えるのではなく、ラブレターのように自分の強みをうまくアピールして、人事の人に興味を持ってもらい、面接へと繋げましょう。魅力を引き出してくれる履歴書、落ちる履歴書の特徴をキャリアアドバイザーの佐野さんに聞いてみました。
履歴書も「第一印象」が命!
「顔」で印象が決まる
真面目な印象に見えるけど、無表情の写真では人柄が見えません。だからこそ、歯が出ない程度の微笑みがある写真を選ぶと良いでしょう。肩の線が出るとメリハリが生まれるので、証明写真を撮る時は黒か紺の洋服を選ぶ方が無難です。
貼り付けに性格が出る
証明写真が枠から大きくはみ出している、または小さすぎる、ガタガタになっていると「雑」な印象に。これだと「丁寧」「緻密」「真面目」といった内容を長所に書いたところで、説得力は皆無。写真はサイズに合わせて、綺麗に切り取り貼付けましょう。
スピード写真も新しい機種がたくさん出ていますが、自分の人生に大きく変化をもたらす”転職活動”をするなら、写真屋さんでしっかりとした完成品を作ってもいいのでは?
職歴に書くことはなるべく少なく!
細かいアルバイト情報は不要
職歴は短い方が好印象。なので、基本的にアルバイトの情報は不要です。制作やクリエイティブなど、アルバイトの経験が次の職種への強みなるのなら記載しても良いでしょう◎
「3」が印象を変える
3ヶ月以上のブランクがあると、どうしてもマイナスな印象を与えてしまいます。親の介護や入院、または留学など、明確な理由がある場合は転職理由の欄に、理由を書いておいた方が良いでしょう。3回以上の転職の場合こそ、転職理由とその一貫性が重要になってきます。
3社以外の転職もあまりいい印象とはとってもらえません。転職に関しての情報はなるべく短く見せたいところなので、部署変えなどの情報は細かく書かなくてOK。ダブルワークの場合は、より本業に近い方を明記すると良いでしょう。