3. nico(麻布十番)
東京・麻布十番で老舗の和菓子屋さんが軒を連ねる商店街交差点の一角に、こだわりの大豆ドーナツを販売する小さなドーナツ屋nicoがあります。独自に監修する大豆ペーストから作られるドーナツは体に優しく、素材のうまみを生かしたシンプルな美味しさです。
大豆をたっぷりと使いながらも豆特有のにおいもなく、おまけに油分を吸収しにくくなるため、外はカラッと、中はもちもちとした食感を楽しむことができます。罪悪感なく食べられるドーナツは、1個あたり11粒分の大豆が皮も含めて丸ごと入っているそう。
お店で特に人気なのは、大豆の甘みをそのまま堪能できるプレーン(180円)のほか、ベルギーチョコを品よくまとったベルギーチョコ(230円)、兵庫県丹波地方名産の黒豆と優しい甘さの沖縄産砂糖にこだわったきなこミルク(210円)です。ピスタチオが良いアクセントとなっている数量限定のホワイトピスタチオ(280円)や、ピンクの見た目も可愛いベリーベリー(260円)もオススメです。
4. はらドーナッツ(吉祥寺、目黒ほか)
1968年から神戸に店を構える老舗豆腐屋「原とうふ店」が、昔ながらの方法で作る豆乳とオカラを使用してはらドーナツのドーナツが作られています。国産大豆にこだわった北海道産の大粒鶴の子大豆を使用し、高知・室戸の海洋深層水、兵庫・赤穂産「天然にがり」 などのこだわりの素材が使われています。
2021年現在では、はらドーナツは東京都内に加えて、関西や中国地方、九州など全国各地に店舗を構えています。はらドーナツの定番商品は、プレーン味や、丹波黒豆きなこ、チョコレート(ホワイト、ミルクなど)など。その他にもほうれん草やニンジンなどの野菜を練りこんだドーナツも人気です。
体に優しい素材を使用しつつ、甘さ控えめのドーナツが人気のはらドーナツ。1個食べたら病みつきになる優しい美味しさです。
5. HOCUS POCUS(永田町)
国会議事堂や各省庁が立ち並ぶ永田町にひっそりと店を構えるのが、ドーナツのラボラトリー(実験室)HOCUS POCUS(ホーカスポーカス)です。「今までにないドーナツを」を合言葉に、本来の揚げドーナツにとらわれず、「Baked(焼)」、「Steamed(蒸)」といった製法も用いて、素材にこだわり抜いた実験的で見た目もチャーミングなドーナツをつくっています。
ドーナツは、焼きドーナツのピスタチオ(Baked/クレープチャンク、ミルクチョコ)が人気で、その他にも蒸しドーナツのピスタチオ(Steamed/ホワイトチョコレート)のほか、ブルーベリー(Steamed/アーモンドプラリネ、ディル)、フランボワーズ(Steamed/ベルギーチョコレート、パチパチキャンディー)(いずれも490円)にも定評があります。
コーヒー休憩やデザートとして、そして朝食のほか、お酒のお供にも、様々な暮らしの中のシチュエーションで楽しめるよう、味にも工夫が凝らしてあります。
毎度来店するたびに新メニューが登場し、変化し続ける最先端のドーナツです。
また店内にはイートインスペースもあり、丁寧にドリップされたコーヒーを片手にスイーツをいただくこともできます。コーヒーは代々木公園にある人気ロースタリー「リトルナップコーヒースタンド」のもので、ホーカスポーカスのドーナツとの相性も抜群です。
まとめ
いかがでしたか?
ドーナツひとつから、お店のこだわりが見え隠れし、ますます魅力がアップするドーナツ。こだわりの素材のほか、伝統的な揚げドーナツの他にも、様々な試みから美味しさを追求する各店の工夫が見られました。おやつの時だけではないドーナツの底力をあなたも体験してみてください。
ちなみに甘いもの大好きな筆者独断では、はらドーナツやnicoドーナツのようにおからを用いたドーナツが好きです。中でも、nicoドーナツは、外がカリッと揚げられ、食感も楽しい逸品です。
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