"活きた"投資情報を手に入れるためには

投資家が出す情報は雑誌記事であったりツイッターだったり自身のブログであったり様々だ。実際に投資をしている所がポイントである。多くの投資家のサイトを眺めてみると、彼らが常に勝ち続けている訳ではなく、常に相場と対峙して投資を通して学んでいることがわかる。自分の資金を実際市場に投じているという点で専門家とは大きく異なり、活きた投資情報の宝庫である。これから投資をしようと言う人はたくさんの投資家のブログを回って「その投資家の手法」を知ると良いだろう。

なお投資家のサイトに関しては具体的な投資家名をここで述べることはできないが、「ブログ村」を利用することで簡単にたどり着くことができる。「ブログ村」はジャンルがわかれているので自分の投資スタイルに合った項目から投資家を探すことができる(例えばデイトレ・長期投資・株主優待など)

ただ、残念ながら投資をしていない「エアー投資家」なども含まれている可能性もあるので、しっかりと見極めて情報を仕入れていただきたい(※基本的に有名投資家さんの一覧はネットでググるとすぐに知ることができる)

経済の先行きを知るためには

専門家とは経済学者や運用をしていない証券アナリスト、投資関連教育者などを指す。共通点は彼らは相場のことに詳しいものの実際には投資を行っていないことが多い(仕事の関係上できない人も多い)。

専門家は経済ニュースやテレビ番組でも景気の先行き見通しなどについて話をすることが多い。中には株式の銘柄についても話をする人はいるが実際に投資をしていないため少々空回りになっていることもある。

先ほどご紹介した投資家の情報が「木を見る」視点だとするとこちらは「森を見渡す」視点だといえる。相場動向の全体像を予想するなら、専門家の意見を参考にしても良いだろう。例えば、テレビ番組でいえばビジネスサテライト、雑誌で言えば日経マネーなどに経済に関して豊富な知識を有した専門家が良く出ている。

情報を賢く使うための3ステップ

ここまでをまとめてみると下記のようになる。

  1. 初心者が初期知識を仕入れたり投資データを仕入れるには最初にご紹介した4つのサイトを参考にする
  2. 投資を実際に行う投資家の活きた情報を仕入れるためには投資家ブログやツイッターをフォローする
  3. 経済の先行きを知る上では専門家の話を参考にする 上記の点を踏まえ自分の投資スタイルに合うように情報収集をカスタマイズしていくとよいだろう。

    文・谷山歩(個人投資家)/ZUU online

    【こちらの記事もおすすめ】
    1万円から始められる投資って?
    リスク許容度がわかる10のチェックリスト
    「おつり投資」「ポイント投資」って?
    楽ちん「投信つみたて」とは?
    投資のはじめの第一歩