職場で人が嫌われる理由はさまざまですが、その背景にはその業界のルールやマナーがあり、それを守れないと嫌われることが多いかもしれません。この記事では、銀行という職場で嫌われやすい人の特徴を5つ挙げていきます。

1.無責任な人

銀行でまず嫌われるのは「無責任な人」です。

銀行員は人様の大事なお金を預かる仕事であるため、銀行員に向けられる世間の目は厳しめです。その目をさらに厳しくする無責任な行動をする人は職場でも嫌われます。

たとえば、銀行には難しい相談を持ち掛ける顧客がよく来ます。その場合は上司(役席以上の行員)が応対するのが暗黙の了解となっています。

ところが、その職務を部下に押し付ける無責任な上司もいます。営業店だと上司の無責任ぶりが顧客にも見えて銀行の評判を落とすこともあります。そんな上司が職場で嫌われることは言うまでもありません。

2.いいかげんな人

「いいかげんな人」も職場内で嫌われます。銀行員がいいかげんな仕事をすれば大きな損害を招きかねず、それで他の行員にも迷惑がかかるからです。

たとえば次のようなミスが挙げられます。

・桁違い送金などの入力ミスを連発する
・お客様から預かった伝票や通帳を紛失した
・契約上の重大な情報を伝えなかった結果、顧客に損害を与えた

この手のいいかげんな人に多いのが「平気で同じミスを繰り返す」ことです。その結果、さらにトラブルを招いて職場の人に迷惑をかけ、ますます嫌われるでしょう。

3.細かすぎる人

銀行員としては高く評価される「細かすぎる人」も意外と職場では嫌われます。

正確さが求められる銀行業務では、細かすぎる性格は非常にプラスに働きます。しかし、細かすぎる人は部下や同僚への態度やプライベートな人間関係でも細かすぎるところがあり、そこが嫌がられる原因になります。

特に、上司になるとその細かさが部下に嫌われます。例えば、本来部下がやるべき仕事まで上司がしたり、部下の仕事を細かくチェックしてクレームをつけたりするなどがあります。