トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した鹿児島県の観光スポットをご紹介します!
はじめに
この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。
なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら鹿児島県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
1.桜島
鹿児島市街地から錦江湾を挟んでそびえ立つ「桜島」。現在も噴火が続く活火山ですが、フェリーで渡って気軽に観光を楽しめます。桜島港へは、鹿児島港からフェリーで約15分でアクセスすることが可能。日中は1時間に3便~4便運航しています。
また桜島へ行かなくとも、鹿児島県内の様々な場所から眺めることができます。桜島ビュースポットとして特に名高いのが「城山展望台」。城山は標高107メートルの高さで、大型観光バスも通れるほど道も綺麗に整備されています。そのほか桜島フェリー乗り場からほど近い「ドルフィンポート」からも、錦江湾と桜島を一望できます。
2.砂むし会館 砂楽
世界で唯一の天然砂むし温泉を立ち寄りで楽しむことができる施設。海岸に自噴する豊富な温泉を利用し、波打ち際で砂から伝わる温かさと、潮騒のBGMが体と心を癒してくれる素敵な時間を過ごせます。雨天や満潮時には海岸に設置された全天候型砂むし場で楽しむことができます。館内には大浴場や休憩所も完備しています。
3.アミュプラザ鹿児島
JR鹿児島中央駅直結の商業施設。グルメやファッション、生活雑貨を取り扱うショップから映画館まであり、地元の方を中心に多くの人が訪れています。
建物の上には、直径約60メートル、高さ約91メートルの観覧車「アミュラン」も。1周約15分で、鹿児島の市街地や桜島の景色を楽しむことができ、夜にはLEDを利用したイルミネーションも行われます。
また地下1階には、鹿児島ラーメンや黒豚を使ったトンカツ、「白熊」といった鹿児島グルメを味わえるお店が集まっているほか、鹿児島のお土産を買えるお店もあるので、観光の締めくくりに立ち寄るのもおすすめです。
4.JR日本最南端の駅・西大山駅
JRの最南端にあたる、辺り一面を畑に囲まれたのどかな駅で、雄大な開聞岳を望める絶景駅として評判です。
駅舎自体は無人の小ぶりな駅で、1日に停車する電車も多くはありませんが、指宿市の市の花・菜の花カラーの「幸せを届ける黄色いポスト」や、駅前に設置された「幸せのベル」などの見どころも。
5.桜島ビジターセンター
桜島のフェリー乗り場近くにある、桜島について展示・解説を行うミニ博物館。噴火の歴史や植生の解説のほか、桜島の観光情報も紹介しています。また併設のミュージアムショップでは、桜島の特産品や書籍を販売。入館無料・年中無休でオープンしている、桜島観光の拠点となる施設です。
6.知林ヶ島
錦江湾に浮かぶ周囲3km、標高90mの小さな無人島です。干潮時には約800mの砂浜が現れ、歩いて島へ渡ることができます。
近くには、幕末の動乱期に徳川家において大きな存在・役割を果たす事となる「篤姫」が幼少期を過ごした、今和泉島津家の別邸などもあり、島とその周辺は2008年の大河ドラマ『篤姫』のロケ地となったことでも知られています。
7.維新ふるさと館
維新ふるさとの道沿いにある施設。西郷や大久保ら、明治維新を支えた偉人たちの功績や、江戸時代末期の薩摩の様子を映像やジオラマなどで分かりやすく紹介しています。
館内は薩摩藩の郷中教育を体験できるコーナーをはじめ、西郷の軍服や大久保のフロックコートの複製品を試着できるコーナー、さらに明治維新で活躍した偉人たちのロボットが登場するオリジナルドラマを放送する「維新体感ホール」など、幕末から明治にかけての歴史を楽しく学べます。
8.薩摩長崎鼻灯台
薩摩半島の最南端に位置する、長崎鼻の岬に立つ灯台です。三方を東シナ海に囲まれているため、開聞岳や佐多岬など周囲の美しい景観を遮るものなく楽しむことができます。
また、灯台周辺には遊歩道が整備されており散策を楽しめるほか、浦島太郎と乙姫の話で有名な“竜宮伝説”発祥の地であると言われていることから、近くには縁結びの神様を祀る龍宮神社も。