日本に生まれて良かった〜と思う瞬間の一つは、温泉に入る時ではないでしょうか? ということで今回は、コロナ禍、時間がない、疲れた・・といった理由でなかなか遠出しにくい人にオススメな、(筆者が行ったことのある)都心から日帰りで行ける温泉を定番から穴場、そしてスーパー銭湯までご紹介します!
定番の温泉地
1.熱海温泉(静岡県熱海市)
まずご紹介するのは、温泉リゾートの定番中の定番「熱海」です。首都圏に住んでいる温泉好きなら、一度は行ったことがあるでしょう。
熱海は海に面しており、山間の温泉地と比べると土地が開けていて、温泉街が大きいです。それもあって、小さな旅館から大規模な温泉ホテルまで、自分の好みや予算に応じた楽しみ方ができるのも魅力ですね! 日帰り温泉の場合は、値段が高めな旅館やホテルの温泉も気軽に試せるのも嬉しいです。
また熱海には、ビーチや熱海城、ロープウェイ、ユニークなものだと熱海秘宝館など、様々な観光地があります。アクティブ派が何泊かしても飽きないくらい見どころ豊富なのもいいですね!
2.湯河原温泉(神奈川県足柄下郡湯河原町)
熱海は有名すぎて人が多くて嫌、という人にはお隣の湯河原がオススメです。湯河原は駅周辺にメインの温泉街が広がっているのではなく、千歳川沿いに山の方へ上がって行った奥湯河原と呼ばれるエリアに宿やホテルがポツポツと点在しています。湯河原では、熱海よりも静かに温泉旅行を楽しめそうですね。
また、気軽に歩けるハイキングコースや不動の滝など、自然を楽しむこともできます。
湯河原の町中には、「西村京太郎記念館」や「ちぼりスイーツファクトリー」など湯河原ならではの観光名所もあり、温泉だけではない思い出を作れるでしょう! その他、湯河原駅から送迎してくれる、みかん狩りもオススメです!
3.草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)
北関東で一二を争う有名な温泉地と言えるのが、群馬県の草津温泉です。熱海と同じく、首都圏に住んでいて温泉好きなら一度は行ったことがあるでしょう。草津はいかにも温泉地という雰囲気の湯畑が壮観で、緑色のお湯が彩る独特な景観は草津ならではです。写真映えもしますね!
また、草津で有名なものに「湯もみと踊り」というものがあります。これは伝統的なお湯を冷ます手法を観光客向けにショーとして披露しているもので、熱い源泉の中に約180cmの板を入れてお湯をもみ、入浴できるくらいの温度まで下げるものです。草津温泉の源泉は50℃近いものがほとんどで、そのまま入浴することができないため、こういった方法がとられてきました。
その他、草津には片岡鶴太郎美術館などの観光施設もあります!
4.四万温泉(群馬県吾妻郡中之条町)
草津はやはり有名で、観光客が多いです。もっと落ち着いた温泉地を楽しみたい場合は、草津からも比較的近い四万温泉がオススメ!四万温泉は比較的知名度が高くないものの、古くから伊香保温泉、草津温泉と共に上毛三名湯とされてきました!
四万温泉は胃腸に良い温泉ということで、峩々温泉(宮城県)、湯平温泉(大分県)と共に、日本三大胃腸病の湯とされてきました。比較的山奥にあるにもかかわらず、江戸時代から多くの湯治客を集めており、当時から人々の胃腸を癒してきた温泉だということが想像されます。四万温泉のお湯を適量飲むと胃腸に良いそうです。
また映画『千と千尋の神隠し』の舞台に似ていると評判の積善館や、井伏鱒二や太宰治が滞在した湯元四萬舘など、名物の温泉宿も四万温泉の魅力です!日帰り温泉を楽しめるところもあります。