話が続かない原因と対処法を徹底解説

初対面の人や会社関係の人、ママ友など、あらゆる人とのコミュニケーションツールとして必要な「雑談力」。

「話が続かない」「話題がない」と、雑談に苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「話が続かない」と悩みを抱える人のために、その原因と対処法をご紹介していきます。

コツを頭に入れておくだけで、急な会話のシーンにもすぐ活用できますよ。仕事はもちろんプライベートにも役立つので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

話が続かない原因

「話が続かない…」と悩みを持つ人へ。今日からできる5個の解決方法と原因
(画像=pexels.com Folkより引用)

そもそも、話が続かないのはなぜなのでしょう。もしかしたら、相手に不快な思いをさせてしまったり、会話を切ってしまったりと、きっかけを作ってしまっているのはあなた自身なのかも。

まずこちらでは、話が続かない主な原因をご紹介していきます。いずれも何気なくやってしまいそうなNG行動ばかり。

「会話が弾まない」と悩みを抱えている人も、原因を知ることで解決策が見えてくるはずですよ。ひとつでも当てはまる人は、意識しておきましょう。

話が続かない原因①「話す・聞く」のバランス

話が続かないと悩みを抱える主な原因として、「会話のバランスが偏っている」ことが考えられます。「すぐに途切れる」「話が盛り上がらない」という人は、もしかしたら自らが話しすぎてしまっているのかも。

確かに、自分のことばかり話す人と会話をしても、あまり楽しくはありませんよね。また、相手に自己中心的な印象を与えかねません。

お互いが楽しい会話をするためには、「話す」「聞く」のバランスを考えながら、相手にも話す機会を作りましょう。

話が続かない原因②一方的な質問

話が続かないからといって、「相手にばかり質問を投げかける」のもNG。「お仕事は何をしているのですか」「どこに住んでいるのですか」など、一方的に聞かれると尋問のようで不快に感じる人もいるでしょう。

また、自分を出さないことは、相手との信用性や信頼関係を失う原因に繋がります。話が続かないからといって、慌てて質問を連発しなくても大丈夫。

相手との距離感を大切にしながら、一歩ずつ会話を展開していくことが雑談力を高めるコツです。

話が続かない原因③一問一答

初対面の人との話が続かない原因にありがちなのが、「一問一答になってしまう」ということ。例えば、「出身はどこですか」という質問に対し、「北海道です」だけの返答では、話が続かないのも頷けます。

「最近、美味しいラーメン店ができたんですよ」「北海道に行ったことはありますか?」など、さらなる情報や質問を加えることが雑談を盛り上げるコツ。

質問にただ答えるのではなく、会話の種を蒔くことが大切です。些細なことでもいいので、種をプラスしてみましょう。

話が続かない原因④会話を放棄した態度

話が続かない原因で意外と多いのが「目を合わさない」こと。会話の間に困った時や自信がない時、スマホに逃げてしまうことはありませんか。目を逸らすということは、話を放棄したことと同じ。

相手に大きな不快感を抱かせてしまいます。人見知りや話下手であっても、雑談中は目を合わせ、コミュニケーションに前向きな姿勢を取ることがマナーです。

「話が続かない」と悩みを持つ人は、会話する時の姿勢から変えてみるとよいでしょう。

話が続かない原因⑤潜在する苦手意識

そもそも、雑談をすることに強い苦手意識を持っていませんか。会話をするまえから「嫌だな」「何を話せばいいの?」とネガティブな気持ちでいると、相手にもその緊張が伝わり気まずい空気を生み出す原因に。

そんな雰囲気の中で、話が盛り上がるはずもありません。不安な気持ちは分かりますが、まずはリラックスすることが大切。

考えすぎず、好きな話題や定番の話からスタートしてみましょう。会話の内容よりも、場の雰囲気に意識を向けることが雑談をスマートにするコツです。

話が続かない時の対処法

「話が続かない…」と悩みを持つ人へ。今日からできる5個の解決方法と原因
(画像=pexels.com Folkより引用)

話が続かないという悩みを持つ人は、「何か話そう」と思ってもなかなか話題が浮かんでこないものですよね。そこで、こちらでは話が続かない時に役立つ簡単な対処法をご紹介していきます。

頭の片隅に入れておくだけで、会話に困った時の引き出しになってくれるはず。親しい友人や家族との日常的な会話でも、こちらで挙げたコツを意識しトレーニングしておくと、より雑談力がアップしますよ。

いざという時のために、話題を蓄えておきましょう。

対処法①「したしきなかに」の話題

普段あまり関わりのない同僚や初対面の人との会話では、話題を見つけづらく話が続かないことも多いですよね。そんな悩みには、相手を選ばず使える「定番の話題」を準備しておくのが会話のきっかけを作るコツ。よく言われているのが「したしきなかに」の話題です。し=仕事、た=食べ物、し=趣味、き=気候、な=仲間、か=家族、に=ニュースをそれぞれ意味し、話が続かない時のきっかけには丁度良いでしょう。途切れた時の応急処置にも活用できます。

対処法②「連想ゲーム」で話を展開

いくら話題を引っ張り出しても、それだけでは話が続かないのは当たり前。無理なく会話を続けるために、話をしながら「連想ゲーム」をすることが雑談上手のコツです。

例えば、「趣味はドライブです」という返答に対し、「ドライブと言えば湘南沿いが気持ちいいですよね」「車好きなんですか」など、「ドライブ」というキーワードから連想できることを質問や相づちで返してみましょう。

自然と会話が続き、話が続かない苦手意識や悩みも解消されていきますよ。

対処法③「共通点」で親しみをアピール

会話をしていくうちに、その人の性格や取り巻く環境、好きな物事などが少しずつ見えてきますよね。そうした時に、相手と自分の共通点を見出すことがよりコミュニケーションを深めるためのコツ。「私も大阪出身なんです」「御朱印巡り、私もしてますよ」など、共通点を挙げることで親しみを感じられるでしょう。また、共通の話題は盛り上がりやすく、話が続かない状態を回避する近道になります。会話の中で、早めに見つけておくとよいでしょう。

対処法④「表情・相づち」で関心をアピール

相手が話しやすい環境づくりも、話が続かない時の対処のコツ。安心して話せる雰囲気になれば、こちらが意識しなくとも自然と会話が弾んでいくでしょう。

そこでポイントとなるのが、会話をしている時の「表情」や「相づち」。話を聞く際、関心をアピールすることで相手の心に寄り添えます。

例えば、「最近、子供がイヤイヤ期で……」というママの話題には、「それは大変ですね。」と悩みに共感してあげられると真摯な姿勢が伝わるでしょう。

対処法⑤「自己開示」で堅苦しさを排除

相手に安心感を持ってもらうことも、雑談上手さんがよく使うテクニックのひとつ。それには、「自己開示」が近道となるでしょう。

自分の情報を少しずつ伝えることで、相手に理解してもらうだけでなく信頼関係を築くきっかけにもなります。例えば、「小さな子供が2人いるんです」「毎日ジムに通っています」など、些細な内容でもOK。

仕事のシーンでは、恥を掻きたくないがために自分をさらけ出すことをためらってしまいがちです。自己開示をする習慣付けで、柔らかい雰囲気を作りましょう。