季節ごとに楽しめる花畑の絶景スポットをはじめ、冬に出会える氷の絶景や、国の特別天然記念物に指定されている絶景など、埼玉県で見てみたい絶景スポットをご紹介します。
【1】尾ノ内百景氷柱
毎年1月上旬~2月中旬ごろにかけて楽しめる氷の世界。日本百名山のひとつ、両神山を源流とした尾ノ内沢からパイプを引いて人工的に作った氷柱で、真横にある吊り橋から眺める、周囲150メートル、高さ60メートルにも及ぶ巨大な氷柱は絶景です。期間・曜日限定で夜にはライトアップされ、幻想的な世界を見せてくれます。
【2】秩父高原牧場(ポピー)
”天空のポピー” と呼ばれる「秩父高原牧場」のポピー畑。標高500mの高原に広がる5haのエリアに、1,500万本を超える真っ赤なシャレーポピーが咲き誇る姿は絶景です。ポピーの開花期間は5月中旬から6月上旬ごろ。見頃にあわせお祭りが開催され、出店などが並びます。
【3】羊山公園(芝桜)
秩父市街地を一望する「羊山公園」。ここに丘陵の斜面を利用して植えられた芝桜が咲く「芝桜の丘」があり、秩父のシンボルである武甲山を背景に芝桜を楽しむことができます。約17,600㎡の面積に全9種類、約40万株の芝桜が植栽されており、ピンク、紫、白と色とりどりに模様を描き、感動の絶景が広がります。開花時期は例年4月中旬から5月上旬ごろで、この期間には芝桜まつりを開催しています。
【4】岩畳
長瀞を代表する景勝地で、国の特別天然記念物に指定されています。荒川沿いに隆起した結晶片岩が、幅80メートル、長さ500メートの岩畳となって広がる姿は絶景!対岸には「秩父赤壁」や「明神の滝」など、見どころもたくさんあります。
岩畳は「長瀞ラインくだり」で楽しむこともできます。Aコースでは親鼻橋から岩畳までの約3キロ、Bコースでは岩畳から高砂橋の約3キロ、そしてAとBを一気に下る、全部で3コースがあります。
【5】雷電廿六木橋
秩父にあるループ橋で、345mの大滝大橋と270mの廿六木大橋をあわせて「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」と言います。山の上にある奥秩父もみじ湖と下流側の高低差およそ120mを、巨大なループを描いて登っていきます。
デザインの美しさが評価され、グッドデザイン賞をはじめ、数々の賞を受賞。橋の中腹には「廿六木望郷広場」という展望スペース、そして橋の上にも駐車スペースがあるので、ぜひ車から降りて、その世にも珍しいループ橋の様子を写真に収めたいですね。
またすぐそばに「滝沢ダム」が構えるロケーションも素晴らしく、ダムの堰の上からは「雷電廿六木橋」の全景を眺めることができます。
【6】巾着田曼珠沙華公園
”ヒガンバナ”とも呼ばれる曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が見られる場所は全国各地にありますが、ここ巾着田のように雑木林に咲く大規模な群生群は珍しく、”巾着田の500万本の曼珠沙華”として全国的に知られています。見頃を迎えるのは9月下旬から10月上旬頃で、一面が真っ赤に染まる様子は言葉がでないほどに美しく赤い絨毯のよう。日本一の曼珠沙華の群生地は、秋には一度は見たい絶景です。