【3】白虎洞
玄武洞から青龍洞と反対の方向へと進んだ先にある白虎洞。
洞の大きさは小さいものの、水平方向に伸びた柱状の節理を間近で見ることができます。
玄武洞の垂直方向に伸びた節理と比べると、白虎洞の節理はとても細かいです。
一般に柱状の節理はゆっくりと冷えたところほど太くなるので、この付近では溶岩が速く冷えたことが伺え、溶岩の周縁部に近いことが判ります。
【4】北朱雀洞
白虎洞を更に奥へと進み、玄武洞公園の一番の奥までいくと、北朱雀洞があります。
羽を広げたような形をしている北朱雀洞では、人の手では到底造りだせない、自然がつくり出した彫刻模様の美しさを楽しむことができます。
【5】南朱雀洞
南朱雀洞は、北朱雀洞のすぐ近くにあり、やや小さめの洞です。
南朱雀洞脇の岩石には節理が見られず、ごつごつとしていることから、溶岩流の先端に当たる部分ということが判ります。
溶岩の表面が急に冷えて固まっても、内部はまだ熱く、後から溶けた溶岩が押し出してきて、その表面を破壊し、塊状の岩石の集まりとなるのです。
近くで岩をよく見てみると、ガスの抜けた穴も見つけることができます。
玄武洞公園と合わせて楽しみたい!玄武洞ミュージアム!
玄武洞公園のすぐ前には、玄武洞の魅力をより堪能できる玄武洞ミュージアムが建っています。
ミュージアム棟と店舗棟の2つの棟から構成されており、それぞれ数多くの見どころがあります。
ミュージアム棟では、玄武洞と石の不思議な世界と、豊岡の地場産業「豊岡杞柳細工」などについて紹介されています。
店舗棟では、ミュージアムショップと、お土産コーナー、菓子工房、レストラン&カフェが併設されており、ショッピングやお食事を楽しむことができます。
玄武洞公園と合わせて、ぜひ玄武洞ミュージアムにも立ち寄ってみて下さいね。
おわりに
神秘的で壮大な美しい景観を楽しめる玄武洞公園はいかがだったでしょうか?
玄武岩が積み重なってつくりあげられた、六角形の柱を束ねたような不思議で迫力ある美しさに、ぜひ酔いしれていって下さいね。
提供:トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選